炉端山友会にて
山中渓から紀伊縦走
8人

 2024/11/23
 


和歌山市北部の明治の地形図です
GPSも無い時代に測量で得た正確な地図に驚きますが
道は現在と少し違います。GPSで得た地形図をヤマレコで載せます
雲山峰付近のみですが見比べてみてください


 山中渓を9時に出ます
メンバーは経験豊かな方たちですが、私と一名が故障を抱えています
その二人に合わせた歩きは、グループ登山の見本のようでした
弱者をかばい歩行を合わせて歩く

  

山中渓駅は無人です
トイレは駅外に有り手入れもよく綺麗です
歩道を南に歩き、山中渓関所前から山に向かいます
  
登山口までも、縦走路も標識はバッチリですが、近年イノシシが道を荒らすことが多く成りました
登山口までに、花を咲かすことが少ないキチジョウソウが沢山花を咲かせていました
キチジョウソウの花は福を呼ぶ事から名付けられた花だそうです

登山口から縦走路迄は急傾斜もありクネクネと登る遊歩道です
半分程度は階段かな
  
縦走路に出て第一パノラマで小休憩です
見晴らしは、大阪南部と大阪湾、神戸、明石と見晴らせました

 縦走路は自然林の中に有り見晴らしは少ない
雲山峰迄小さなアップダウンを繰り返します
道標はバッチリですが、三等三角点の有る四の谷山に立ち寄る方が殆どです

  

四の谷山は標識に加筆されています
三等点、点名は滝畑です
北緯 34°18′55″.7477
東経 135°15′28″.9079
標高(m) 363.02

途中の展望台も木が伸び龍門山がやや見えにくくなりました
小休憩です

  

縦走路からわずかに見える見晴らしを楽しみ、道標が出れば現在地を確かめます

あと一登りの坂道は位置も息を切らす私です

雲山峰につきました
 

雲山峰は雨乞いの森で小さな石の祠と三等点、天下森が有り、小さな椅子が2脚有ります
多くの方が昼食中でした
その先の、旧尾根道に古い休憩所跡が有ります
皆で確認に登りました

途中で行動食をいれて昼食をずらす計画です
地蔵山も古い山頂に案内しました

 

取りつきと山名板

ヤマレコなどが地蔵山としていたところは図根点の測量が有る所です
最高所かもしれませんが古くから山頂はここではありませんでした
 
大福山分岐で景色を楽しみます
青少年の森や、六角堂などは見晴らしは悪くなり、大福山への分岐の所が良く見えます

  

青少年の森はスルーして、六角堂で遅い昼食としました

見晴らしもそこそこで、北西の風は受けにくいところです

 
六十谷分岐から紀伊方向に向かいます
正式道標は六十谷を現し、紀伊方面は加筆です

 

古い道標などが出ます
道はやや傷みが出ています
イノシシが荒らすので修復は追い付きません

道成に下りますが、道標はどれも古くなっています

 

後少しの竹藪への下りはやや険路で傷みが出ます
もうその先はゲートです
 ゲートをでて舗装路を下ってゆきます
高速下のトンネルは2カ所です
別段難しいわけではありませんが、道標ありません

駅が見え墓地が出るころは少し慎重に地図を見なければ大回りになるかもです
墓地横に伝説の大屋姫のお堂跡が出ます
 

紀伊駅前のターミナルは狭く、手前の凸地で解散しました
どんどん気温が下がる時期に成ってきました
服装には注意がいる季節です
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