深山第一砲台跡から大川峠古道、高森山、軍道尾根周回 2025/02/20 単独 ![]() 地形図に道は載らないが、紀泉高原の高森山から旧道の大川峠まで道が有ったようだ 大川峠も古道と旧大川峠(現在はサイクリング道)が有り古道は深山と、大川を結んでいた道だ 明治から昭和の終戦まで高森山から西の山々は、大阪湾を守るべき要塞が築かれ、 道や山への立ち入りは厳しく制限されていたと言う 明治から昭和の要塞遺跡群と、要塞への道が今も残り、一部は整備され観光材料としてや、映画撮影など 平和に成った日本の新旧を見せる 一般公開地は、友ケ島、鉢巻山、第一砲台跡などは整備が進み観光地となっている そんな紀泉高原の西端の、旧軍人たちが歩き残した道を整備してくださる方達がいる そんな忘れられたような道を、平和な時代こそ歩ける今、 山好きな我々が歩き道を残し平和の尊さを知るコースと思う 多くの軍役に参加した方達の汗と苦労が見えるコースを、 平和な今、楽しく歩ける事に感謝しながら山を楽しんだ ヤマレコ記事へをクリックでヤマレコに飛びます👆 |
休暇村紀州加太への取りつき道途中に、、深山第一砲台跡公園の駐車場が有る 深山砲台跡は友ケ島より規模は小さいが、重機もない時代によく人力で作ったものと思う凄い設備です 煉瓦舗装の道を登れば、弾薬庫が見える広い所に出る その横に山に入るように道が有り、その少し上にマークが有る旧軍道に入るのが取りつきです ![]() ![]() ![]() 駐車場から入り分岐は右に、分岐道坂ノ途中の右手に軍道のとりつきが有る もう道成に歩けばよい ![]() ![]() ![]() 公開されていない要塞跡が出ます 道成に歩き、最後はテープが誘い、旧道に出ます 旧道に出て大川側に100ⅿほど歩き、鉄フェンスの切れ目から古道に入る 入り口は昭和のごみが有り嫌ですが、すぐ下に整備道が出ます ![]() ![]() ![]() |
整備道を歩く 途中は古い整備跡が出ますがこれはモウ戦争時代の物でしょう 途中で道が分かりにくい感じの所が有りますが、マークに沿えば道が出ます この横に広い軍道入り口が有りますが、これは無視しても良いでしょう 私は152mピークに何かないかなと登ってみたが何もなかった 道をつかみ行けば、階段らしいものが出ます そこを登って行けば、大川山堡塁跡に出ます ![]() ![]() ![]() 堡塁跡を周ります 弾薬庫跡や石積み等が有り、測量点が出たことには驚きました ![]() |
軍道を歩いてみて付近を探索したが、初めてならコースはヤヤコシイ 兎に角元の階段らしい所に戻ります ![]() ![]() 階段下から大川方面を見れば、鳥居と祠が見えます 大川峠の稲荷神社と地蔵、神社祠群です 端には可だろうか〇〇信女の石碑が有り、南側には石仏が有り、石に埋もれていたものを掘り出せば9体が出た (後日、石仏群を掘り起こせば14体の石仏が出た) 仏像は観音佛か阿弥陀仏かは分からないが地蔵ではない 機会が有れば、もっと綺麗にしてあげたい気がする 大川に下る 横に広い道と広い尾根が有るが、広い道を下った ![]() 広い道は小枝や瓶、落ち葉と歩きにくい 徒歩道であった頃の道は尾根だったのだろう、道を感じ歩き良かった 一部にテープもあった ![]() ![]() |
尾根先に近づけば、道は谷川に下る この付近だろうとトラバース状に下れば、向こうに標識ロープが見えた ロープに近づくが、ハッキリと道はない その下に更に標識ロープが見えた 羊歯も生えこんでいたが、その下に踏み込まれた道が有り、標識ロープに沿って、道を探りながら谷に下る 道跡は分かりにくいが、谷の向こうにガードレールが見え、道に出た ![]() ![]() ![]() ![]() |
旧道を下る ![]() ![]() ![]() 海はきれいだ 明石大橋も見えた 國光大師漂着の碑前で休憩を兼ね行動食をとる 報恩講寺に向かう ![]() ![]() 途中の報恩講寺の案内から、深山に有る大川寺と国光大師の石碑の意味が解ける 浄土宗を開いた法然上人の遺跡なのだ 淡路から舟で京都に渡ろうとした法然上人は風に流され漂着したのが、ココ大川の地だったと報恩講寺の尼さんに聞いたことを思い出す 大川峠の石仏はやはり浄土宗の報恩講寺、大川寺にお参りする信者たちが残した、阿弥陀仏だろう 南無阿弥陀仏の浄土宗の阿弥陀様だ 我が家は、浄土真宗だが浄土宗だ 南無阿弥陀仏を唱えるお坊様の説教は耳に新しい ![]() |
報恩講寺から参道を高森山に向かう ![]() ![]() ![]() 報恩講寺には法然上人の手彫りの石仏が有るとか 確かDコースと言うコース途中にある石場で石仏の石を切り出したとか 今日は、少し体力に余裕が有る 参道が一番緩やかだが、尾根直登のBコースを登る ![]() ![]() ![]() 小さな岩場で振り返れば大阪湾から明石、淡路と景色は良い 段差を登りにくい足は岩場は苦手だ 景色に癒されてルンルンと登る 地図を見ないで登れば、思い違いからAコースを下ってしまいアララ、とアルバイトだ ![]() ![]() 道標が有ったが、この方向だろうと地図を見なかった 下る方向があまりにも長いことから、GPSと地図を見た アララ、コースを外している 引き返し本来の尾根に向かう ![]() ![]() ![]() 高森山は静かだ 山頂の簡易地図の道ルートの意味が分かったが、経験が無ければ読み取れない地図だ ![]() 山頂に幾つかの板が上がっているが、役立つのは三角点名を記している物がいいだろう 点名は、 三角山で等級種別は三等三角点だ 未だに、三角点の意味と点名、山名が理解できない方も多い 三角点札をあげられた方は国土地理院OBと聞いているがさて |
少し休憩をして、報恩講寺参道 から大川峠に向かう ![]() ![]() ![]() 途中で谷道に下れば報恩講寺の参道です 尾根を下り、尾根先にホースが補助された所を下り、軍道に出て、又道標から深山登山口に下る ![]() 100ⅿ足らずに賑やかなマークが出る所が、尾根道への分岐だ ![]() ![]() 尾根道は分かりよく整備されている 倒木は撤去され、分かりよく落ち葉が掃きとられて道が浮かぶ 何人かが通り踏み跡を残せば道は復活してゆくだろう ![]() ![]() ![]() 極一部だが見晴らしは有り、測量ピークには標高が書かれていた 旧、大川峠に出て忠実に往路に従えば砲台跡に行くが、旧道に出て下れば休暇村紀州加太の駐車場に出る 往路を帰り、駐車場に戻った ![]() ![]() ![]() |
長々と書きましたが分かりにくいと思います GPSやヤマレコなど参考にすれば分かりよいと思います 地形図はとコンパス、GPS付き携帯などはお持ちください この山域が見えてくると思います 折角整備してくださったルートを皆さんで歩けば、何時までもルートが残るでしょう 私も時々は歩いてみたいと思っております |
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