紀泉高原
大関橋から岩神山、大福山、青少年の森、直川道周回
2011/06/14
単独

私の周回タイム
6時間32分
今年は梅雨入りが早く、登山計画が少し狂った
久々に、休みと晴れマークが一致、久々に裏山周回ルートを歩いた
大周回をするなら、札立山を入れれば面白いが、ユックリと山の緑とササユリを楽しみたい
大関橋駐車場から、観音山、岩神山ピストン、見返り山、大福山、井関峠、青少年の森、直川道から鉄塔管理道、大関橋Pと周回した
六月の梅雨時期の楽しみは、やはりササユリだろうが、悲しい事に、持ち帰る人が後を絶たず、メッキリ減ってしまった
みんなで、ササユリは守って行かなければササユリが見られなくなるだろう
大関橋駐車場には、車なら六十谷駅ガード東の千手川左岸を1kmばかし奥にはいるが、道が狭く、行き違いに苦労するだろう
 
入り口付近は、マピオンの地図にリンクしています
紀泉高原は至る所に登山口があるが、大関橋奥が台風2号で土砂崩壊、市道は奥畑に入れない
駐車場から100mばかし北に入った登山口から取付いた
  登山口
左手に小さな登山口の札が架かっている
シッカリした踏み跡があり、人気の登山口でもあるが、いきなりの急登だが自然の状態は面白い
踏み跡や、マーク通り登ると、林道に出て左手に、すぐに右にはいると、2回目の登山口がある
ここからも急登だが、踏み跡がシッカリと有り、すぐに見晴台がある
久々に登ると、和歌山市の図根三角点が出来ていた。GPS測量をしたのだろう。付近の木があざけられていた
見晴しは最高だ
 
道成りに西に進と、東観音山がありここも青少年の森や岩出市付近の見晴しがよい
アンテナ尾分岐から少し上に観音山258mピークの山頂板が有るが、位置が少しずれている
近く場所を258m測量点に変えておきたい
すぐに、六十谷道に出くわし、滝谷と岩神山分岐から(休憩所有り)岩神山をピストンした
 
岩神山から見たパノラマ写真、ソニーNEX−3、バージョンアップ5で写す

岩神山は三つのピークがあり、観音様上が西ピーク、東ピークはその東、北ピークは行く人が少なくブッシュのままだ
 ←東ピーク
六十谷道に戻り、大福山方面に行くと、滝谷尾分岐から少し先に、見返り山登山口が左手にあり見返り山に向かう
この付近もササユリが沢山咲いていたが、心ない人のために、メッキリ減ってしまった
 

見返り山は、その名の通り、紀泉高原縦走路が飯盛山から大福山、籤法ヶ岳、青少年の森と見返る事ができる
和歌山市内も見晴しがよい
 ←和歌山市内と岩神山が見える
紀泉高原縦走路を奥辺峠に下る途中で、アオダイショウが鳥の巣箱に入っていた
鳥の巣箱の設置も良いが、素人が設置すると、結局このようなハメになる事をよく見かける
低い位置だと野ネズミが巣を作っている時などがある。
どちらもアオダイショウは大好きだから格好の餌場となっているのだろう

このアオダイショウ、木の枝でコチョコチョとお腹をさすってやったがナカナカ逃げ出さなかった
奥辺峠に出て大福山に向かうが、奥辺峠のササユリは一つだけ咲いていた
 
大福山下の大福地蔵前も見晴しがよい、ここにあるカリンの木は、行者さんが植えた物だがナカナカ大きくならない
 
大福山山頂は公園化してしまったが、元来は鬱蒼とした森で、昼なお暗く、見晴しもなく修験者の遥拝所だったが
今はササユリが植えられ、弁財天や観音様が祀られているが少し以前は何もなかった
大きな山名石は下の地蔵横にあったものを、この上に引き上げた物だ
このようにして過去が変って行くのだろう
大福山頂に有ったという地蔵様は、現在では行方不明で、下の地蔵様は麓から持ち上げられた物だそうです
 
ササユリの開花が遅れているようだ
 
                                              ↑大阪岬町の発電所が見晴らせる
井関峠に向かう
途中に懺法ヶ嶽西峰、懺法ヶ嶽東峰と新しい道標があるが、これは最近すったもんだで出来た物で
私達はくじ(籤)法ヶ嶽 せん(籤)法ヶ岳と呼んでいた
これは、93歳で亡くなられた、地元の西川翁が言い残した物で、西川翁はこの山の植林や、建築用竹の伐採を仕事としていた
彼の生存中は、この山の歴史をだれよりもよく知っていた
マア山にはいくつ名前があっても良いだろう、こだわる事はないし唯一の名前はない
籤法ヶ嶽から見た景色
井関峠から青少年の森に向かう
国土地理院道は、途中にある険しい道コースがそうだ
奥辺峠↓
  ←険しい道優しい道分岐
途中で見晴しはよい↓
青少年の森は見晴しがよい
ここも人気の山頂だが、休憩所は少し下の所にある

山頂と                                下の休憩所、六角堂
 

見晴しは最高だ ソニーNEX−3でパノラマ写真を写す
行者堂方面に下り、紀伊方面分岐、行者堂、墓の谷線分岐から娘地蔵方面に向い、さらに地蔵峠と下って行く

娘地蔵分岐と地蔵峠間は鉄塔道で、古道は娘地蔵から雲山峰間を雨の森道、地蔵峠を越えて墓の谷間を墓の谷道と呼んだそうだ
コノ墓の谷道には今も丁石が残る
今、四ッ池コースと呼ばれるコースは古道で、ここは直川道と呼ばれていた

途中にエビ峠と呼ばれる休憩所がある
コノ少し手前から和歌山市内が美しく見晴らせる

途中の湯ノ谷分岐から西に鉄塔管理道に入って行く
 
管理道は歩きよい
途中で見晴しの良い鉄塔が出る
ソノ真西が観音山で、取付いた尾根が見晴らせる
 
ここから急坂を下り込み、道標通り下れば川向こうに大関橋駐車場が見える
この周回コース、一年を通して景色や自然を楽しめる楽しいコースだ
上人山や俎石山を加えるコースも楽しいだろう

ユックリと廻って6時間30分のコースだった
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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」