紀泉高原 忘れられた道 大福山から旗立山 2009/01/17 単独 国土地理院地図にリンク 「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)」 地図2 |
大関橋駐車場は千手川の左岸を遡り、大関橋の渡った所にある 多くの方はここに駐車して紀泉高原各ルートに向かう |
大関橋から市道を奥畑に向かって歩くと、100m程度で左手に観音尾登山口がある 下山はここに降りてくる。ここから各ルートに登る方も多い |
さらに奥にはいると、右手の分岐に小さな道標が牛首山とメッソハラ書かれた分岐があり、牛首山は右手集落の上にあり、 ポイント238〜292を通って四ツ池コースに出る事が出来る |
左手に椎の木地蔵を見やり、 次にアンテナ尾登山口、ここも最近整備されたがマダ登られる方は少ない 急登だが階段などがない自然道、傾斜は一級なものがある 登山好きにはたまらないコースの一つです |
そして今回のコース口である小川地蔵尊が左手に有り、大福山の道標に沿って林道に入ると100m程度で 滝谷登山口と滝谷尾登山口が並ぶ、林道沿いに滝谷地蔵があり、おねしょ封じで願いが叶う。お年寄りには失禁封じも良いだろう 奥畑と 小川地蔵 ここを左にはいる 大福山道標と 滝谷登山口道標 |
さらに奥に入って行くと、右手に割谷弁財天女の下山口がありこの前の川出会いがバベ尾に登る登山口ではあるが知る人は少ない |
奥に入って行くとやや道が悪くなる 突然空が開けるとそこが八王子登山口、ここからの登山者は多い 地図参照 |
この八王子登山口から50〜60mか?そのまま進むと林道が分岐する 右手は滝谷の池登山口、左手奥には梅畑と呼ばれる廃屋がある 地図にある波線道はこの梅畑から伸びる物で又機会を見てレポートしたい |
滝谷登山口から少しはいると木製橋があり痛んでいたが最近橋を私がシマヤンの協力を得て修理した(2009年1月) この橋を渡り右手に道なりに30mで尾根先に古道取り付きがある 古道と言っても生活道ではなく薪出し道だったのだろう 生活古道は梅畑から延びる道で、六十谷道で出会う。この出会いに休憩椅子が設置している |
この忘れられた古道は急登だが大福山に再近道である事が登ればわかる 又昭和の初め直川村と六十谷村が境界争いが起こった時、その境界を現わすために役場職員の中屋某が努力、 取り決めた境界石がある この境界石は私の知る限りでは、観音尾、滝谷尾、六十谷道、とこの尾根にある この石はホボ一直線で結ばれている。 大阪府との府県境と六十谷村の間は細長く、この中屋某が村の薪のとる場所として確保したとか 又、大福山の府県境付近に青年団の山がありここで得た薪を売り青年団活動の資金にしたとか 又余談だが、六十谷村民はこの付近の薪を淡輪村と六十谷村が金銭契約をして淡輪村から購入していたとか その時牛車で大福山から薪を降ろしたとか、 余談が長くなった。又この境界石の直ぐ側に府県境石がある 六十谷村の領地がいかに変則的な物だったかが一目で分かるのがこの地点だ 府県境石と 尾根下山目印 |
境界石が現れると六十谷道は近い、 後は六十谷道を大福山に向かい、俎石山から旗立山に入り、ピストン 下山は六十谷道を下り、奥辺峠、八王子分岐、岩神山分岐を過ぎて直ぐに東に入る観音尾から大関橋駐車場に下る 観音尾の途中にアンテナ尾分岐の道標がある 東観音山や見晴台からの景色は綺麗だ 六十谷道 大福山 観音尾分岐 観音山山頂 |
戻る |