沢で木梶山
2017/07/14
4人


総時間
8時25分から14時55分
低山登りに不適な7月の梅雨の高温時、涼しいコースは無いかと探せば、アカゾレ山に直登出来る木原谷右股が沢ナビにある
計画は、木原谷、馬駈場、木梶山、木梶山から沢を下ると、涼しいであろうコースを組んだが、梅雨時期の天気は読みが難しく、見事に雨が降り、コースを大幅に短縮して、下る予定の沢を登り、その東尾根を下り、バリエーションを楽しんだ。
R166の高見トンネルを越え直ぐの駐車場にメンバーが集合して木梶林道に乗り合わせて、木梶不動前ゲート駐車場に移動した。
 

小雨が止まず、時には本降りの雨、コースを変更をして下山予定沢を登るに変更した
下調べ時に知ったページをリンクさせていただこう
歩かなければ気づかないだろう地蔵が木梶林道岩棚にあった。この木梶林道も古くは生活道の道だったのか??
木梶林道を30分程度歩けば木梶川に下る林道が鋭角に分岐する
クネクネと下れば木梶川に出て、そこから入渓する。
本流に入らない用に注意が要るが、一巻きのテープが有った
 
沢は水量は無い細い谷だ。
最初の極小ゴルジュを直登してみたが、水は股まで有った。
その先にトロッコ道の跡が見られる橋跡が架かっていた
 
雨で谷は暗いが、晴天なら苔や緑が目茶綺麗だろう
滝などはほとんど出ない。
川中を歩くも良し、ヘツルも良いが、登るにつれ谷は切り立つ
途中に炭焼き窯跡が見られた。谷沿いに小道が有ったのだろう。時に石積みが見られる
 
 
涼みの沢登りと言った感じだ。
ハーネスは付けずリュックに入れたままだ。
装備は最低で、8mm30m  沢靴、ヘルメット、と軽い登攀準備はしている
 
 
これといった難所も無く登れば、ナメから斜漠が出た
斜漠を楽しめるが、これは左岸を巻いたと言うか登った
 
谷は雨のため暗い。
困った事は、暗くって地形図が読めずメガネを持参しなかった事を悔やむ
    
小さなゴルジュ下の深みは深そうだ。サッサと横をヘツルメンバーだ
現在地は枝谷から割り出す。
枝谷も少ないが現在地読みは優しい
左岸に落ちる枝谷、
谷が迫り出すと正面に7mの直漠の滝が出た。
 
滝下で休憩、滝の直登は難しい。
地形図からコースを読んだ。
参考にさせていただいた方は、左又沢から尾根に乗っている
現場から、滝上に右岸を巻くか、左又に入るか、左股から中尾根を登るかが選択だきる。

左岸から滝上に出ようと左岸巻きを決めたが、ショウタンが小用をしているうちに、アララ、他の三人は尾根を大きく登ってしまった
雨だし、巻きの動物道は確認できたが、フィックスを張る事が安全だろうし、ハーネスは現場で付けようと装着していない
地形図を見てみると200mも登れば通常登山道に出る
巻きは止め、尾根直登に切り替えた。

 

 
同行者は途中で予定尾根と違うことに気づくが、読図の大切さ、オリエンテーリングのプレートコンパスから角度を拾うことの重要性を認識したようだ。答え合わせはGPSからして花○だ

木梶山周辺は小木の自然林、秋の紅葉が美しい所だ

通常登山道に出て山頂に向かう

 
往路は8時25分から12時10分の3時間45分だった。

ペースはユックリだ。
山頂の三角点の記
等級種別三等三角点 点名 栃谷 北緯34°23′22″.6758 東経136°07′38″.3364 標高998.14
山頂でワイワイと休憩食事。小雨より虫が多いこの山域、森林蚊取り線香の持参をしなかった事を悔やむ
12時50分に下山開始だ。
最短尾根を下る事にした。
前回の梅尾、岳山登山で下ったコースを選んだ

木梶山は三方に尾根が走る。
下山方向を確実に知らねば大変だ
コンパスで方向を取る重要性を認識しながら読図を楽しんでいる。
ショウタンは、滝上から登れるかなんて、現場をみてみた

分岐や地形を地形図から確認して、コンパス角を取りながら現在地確認の必要性を少し話した
GPSは良いが、確実に地形図を読み取れなければアルバイトが増えるだろう。

 
下界は暑いだろうが、私は防寒具の合羽を羽織るが、少し寒いくらいの気温、コースをテキパキと取り下る
 
沢の東尾根分岐には、宝来の鈴さんが目印を打っている
左尾根に引き込まれないように注意しながら東尾根に乗ってゆく
最初の暗部に登って来るのも良いコースかなと現場で地形を確かめた

テープなどは無い、地図読みの良いコースだ
1000mの小ピークまで何も無かったが、1000mCoピークで黄色の一巻きが有った。
付ける地点が憎いねー。バリエーションの好きな方だろう見事に必要性を感じる位置だった。
そこから尾根は岩質に成るが問題は無い。
後は枝林道に下る地点の特定だが、地形図が読めればこれは簡単だ
急傾斜の斜面を下る。100m程度の下りだ。
直ぐに林道が見え出すが、少し斜面が滑り、重量級のショウタンは1人滑っては、オットット
 
枝林道に出でて100mも歩けば木梶川に出る。
途中一箇所崩落地と抜けが有ったが、問題は無い
 
木梶川で汚れを落とし、木梶林道に登り、ゲートに向かって歩いた。
今日の一輪
ノリウツギ

下山は
12時50分から14時55分の2時間5分だった
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