雨でも楽しい紀泉高原 2016/10/03 単独 |
夏は高温、秋になって台風や秋雨前線が梅雨以上な雨を降らし、ハイキングや登山は難しい天気が続いている 先日、雨中を行者環小屋に登ったときに着た合羽は古いモンベル製品で、撥水加工が衰えて、何度か追加加工した物だ 余りにも濡れが激しかったので、思い切って新調をした。その効果を試したく久々に雨登山を楽しんだ |
大関橋登山者駐車場を11時45分と遅いスタートだ。 雨が小雨でテストに不向きと時間を遅らせ、雨を期待した 小雨の中、鉄塔管理道、直川道とハイキング道を歩く、良く管理された小道だ コースは大関橋駐車場から北に50mで写真の道標があり、 橋を渡って左岸を下り山に入る コースは単純で道標がバッチリ、道もバッチリだ 勝手道が開かれているが、案内はバッチリだ(時々マークや看板の外し屋さんが入り迷い人もでる。地図は持参しよう) 古い管理道を進んだが、優しい道が主流になっているような踏跡 最初の鉄塔は見晴らしが有る 秋が始まり山は紅葉が期待される様子だ |
自然林の小道は案内どおり歩けばいい、勝手道が出来ているが迷いの心配は無いだろう 二番目の35号鉄塔先から湯谷辻に下る。 右が四ツ池から六十谷や紀伊駅に、左手が直川道だ |
直川道は墓の谷行者堂への参道だった。 役ノ行者の母を祭るお堂だ。数度の火災で新しくなっているが最近は訪れる方が減少しているようだ 途中にエビ峠が有り中屋哲治氏の寄贈の椅子が置かれている 休憩ポイントだが、先を急いだ 道は良い その上に仏像が置かれている。 金、銀色だ。個人的にはオゴサカさが無いと感じるが、力作だ もしこのページに読まれた方でこの付近で時計を落とされた方が居られれば、拾われた方が入るそうな メールを下されば習得人を聞くことができる手助けが出来るかも |
紀伊と直川の境界道を登るのがこのルートだ 途中に行政地図が有るが、娘地蔵が動かされたり地形図等が無いために、なれた私でも?? |
動かされた地蔵は地図に書いたところに有った物だが、ルート道標まで動かされている こうして歴史や場所が変わってゆくのだろうが、地蔵は場所の道しるべ、動かさないのが基本だがさて 綺麗な勝手道標が有り間違いなく青少年の森に着くだろう 方向が変えられた道標 紀伊や行者堂への分岐道標 |
登れば東屋が有りここで昼食だ。見晴らしが有る 私の感想だが、モンベルの新品雨具は、撥水はそう強くない 濡れは、旧製品よりやや良いが、所詮低温化で使える物でもなく、大汗では対処出来ない 古くても、撥水を十分回復すれば同じ程度だった。ガッカリ |
ささやかな食事を楽しみ、青少年の森から井関峠に向かう 案内はバッチリだ 途中で地蔵山を越えた。 地蔵山とは特定のピークは無く、娘地蔵が有った事から、青少年の森全体を地蔵山と呼ぶ 只、最高ピークが446m測量点付近だ その測量点も山頂を外しているから、446より少し高いだろう 地蔵山取り付き、ここの道標は外され無い↓ 境界杭の測量点付近 446m測量点付近の境界杭 地蔵山ピークも、青少年の広場が出来たころは見晴らしが有りよく、人が訪れたが今は寂しい すき者のみが登る山頂だ バリバリと井関峠に向かい下る |
井関峠は東屋があり道標が賑やかだ 私は六十谷に向かってろくろ坂を下った 途中に大福の名水がある。この水は100年近く枯れた事が無いと聞き及んでいるが、特別おいしいわけでは無い 六十谷方面に下る↓ 大福の名水 井関橋から林道を奥畑、中畑と駐車場に下ってゆく 途中に、牛神さんや地蔵祠が古道である事を証明している楽しいルートだ 亡き森實氏の力作案内 小川地蔵 牛神さん↑この裏は化石が出る↑ 椎の木地蔵 |
一周11時45分から16時45分まで約五時間の山行だったが誰も出会わない雨中ハイキング 雨の日は、裏山が楽しいと再認識した。 途中で、カアチャンと二人では食べきれない山栗を拾った イノシシさんが、お腹を減らしているだろうな。 |
今日のルートで、雲山峰が天下森と呼ばれていた事を証明する行政看板が今も残っている 住所は雲山峰で峰は近くにあり、三角点周辺は天下森(あめがもり)と呼ばれ、空井戸、祠が有った雨乞いの地点だった |
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今日歩かなかったが参考地域図 |