小天井岳、高山周回
2017/01/26
二人

総時間約7時間15分
2017/01/21日に岩屋峰、大天井岳、小天井岳と周回して洞川スキー場に下山周回した

目標の、大天井岳、小南トンネルまでの縦走の残りを目標に、今度は洞川スキー場から、小天井岳、高山、小南峠と目指したが、マタマタ時間切れで少しを残した。
夏場はそれほど難しいコースでは無いが、積雪期の縦走は手ごわい
今回は、洞川の資料館駐車場に車をデポしたが、地域の集会のため4時ごろまで車を置いてもよいが、その後は地域の方が置くと出れないと言う。下山は四時必須だ。
兎に角大雪で雪を取り除いた駐車場にしかデポできない。大きな四駆なら問題は無いが、我が車は低床のフィットどうしようもない
8時45分登山開始
  
40cmは積もったであろう大雪、気温はマイナス9度と冷えるが、無風で晴天、歩けば雪鳴きするがやや雪は重い
スキー場まで歩けば約一時間の歩きだ

洞川スキー場は地域の中学校の課外授業で賑やかだ。
大雪の後、ゲレンデは真っ白で私達はコースは歩けないから、縁を歩くが膝を越えた
 
リフトは面白い、腰に腕木を当てて押し上げてもらう形だ
そのリフト下から林道風ソマ道に入り直ぐに左の橋を渡る
滅多に怖いと言わない今日の相棒は、隙間のあるこの橋が怖いと言う
弱点見つけたりでワイワイ
で、21日に下山した尾根を登り返すが、雪は更に増え50cmを裕に越えている
ワカンを装着した。
 
少しややこしい尾根だ。登りすぎのアルバイト、ここだここだと記憶と地形から小さな谷に入り、尾根に取り付く
体力があればどの尾根を登っても弘法の道に出る
私達は一番傾斜の緩いルートを取った。
突き上げれば、コース道標の地点だ。
ここまでで大汗を流すが、晴天で気温はぐんぐん上がった。尾根はマイナス5度程度と急上昇だ
 
樹間から空を見れば真っ青な晴天だが、コノコースは見晴らしは全く無い
途中で買ったばかりのワカンの金具が壊れた。
途中から壷足と成り、二人の歩調を合わせるために二人とも壷足だ。
コースは非常に簡単だが、新雪の尾根はトレースも無く踏み跡やソマ道は全く分からない
気温はマイナス4度程度で安定してきた。
小天井岳までは簡単だ。
ここまでほとんど休憩しなかったが11時35分と成り、2時間45分を要してしまった
小天井岳で休憩は無い
  
似たような尾根景色、壷足は深いところで脛切りで雪質はやや重い
21日のパウダー雪は嘘のようだ
カメラの電池を十分に充電したつもりだが、低音の障害が出た。
今回は写真はほとんど無いが、どの尾根も全く良く似た尾根だ
歩行は一歩一歩、時々は脛を越える雪、雪はだんだんと重くなり、いささか山に行き過ぎのショウタンはお疲れモードだ
今日のラッセルは半分以上は相棒だ。
 
12時52分、行動食も取らない状態で1147mピークで休憩と行動食で腹を満たす
相棒は、ショウタン塩分と水分が足らないと医学的見地から味噌汁を作ってくれる
15分の休憩は短いが、止ると冷えが来る。テキパキと行動は早くした。
何処まで行っても雪質も気温も変わらない
時々木から雪が落ち、頭からかぶってしまう。
余り寒さを感じないが、やはり止れば冷えが襲う。
右手下に細い綺麗な尾根が見える。
地図には無いとアレー、
分からないと尾根を行けば、アラ、コンパスがオカシイ、アレが目的尾根だと気が付く二人
無雪期ならソマ道が有るのだろう
少しアルバイトだ
急傾斜を登りきれば、高山に着いた
三等三角点、赤滝が有るが雪ノ下だ。
炉端の会でお世話になったトボトボさんが残した小さなわらじが懐かしい
 
三角点を探そうと雪をかき分けたが無い。?? 道標をあげた木の真下に点石があった
時間的タイムリミットだ。
小南峠は諦めて、バリエーションで最短で降りようと地図を眺める。
高山からの尾根をそのまま南に下り林道に出ようとコースを見た。
高山東下にモノレールが来ている。これを高山南尾根を下り、予測でモノレールに出ようと地形を読んだ
小さな岩マーク、懸垂など時間が無い。
地図のコース通りと書いておこう
相棒が、ショウタンあそこにモノレールがと目ざとく見つけた
 
後はモノレール沿いを下ればいい。
小屋が出て、目的の林道に出た
してやったり
 
林道を下る。
雪質がマタマタ重くなり、アイゼンは雪の固まりになるが最後まで装着した

駐車場に、3時58分とどんぴしゃに下れた
下山報告をラインで済ませ、帰宅した。
マタマタ尾根を少し残してしまったが、無雪期に扇形山でも入れ周回してみよう
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