岩屋峰、大天井岳、小天井岳周回 2017/1/21 二人 |
龍泉寺前8:26-岩屋峰ピーク11:15-大天井岳13:15〜13:45-小天井岳15:10-洞川スキー場15:52小休憩-龍泉寺17:00 総時間約8時間34分 |
寒波到来で大峰も雪が積もり樹氷が綺麗になっただろうと、縦走周回が可能な岩屋峰を大天井岳に登り、時間的理由で小天井岳から、洞川スキー場にバリエーションで下った。 |
京奈和道路が和歌山〜五条にと開通して洞川が近くなった。 五条から下市口R309と走るが、R309の黒滝に来ても道はドライで、通年よりは雪が少なそうだ 洞川、龍泉寺前の公衆トイレから、かりがね橋、と8時26分に登山を開始した |
岩屋峰は二度ほど経験したが、どちらも大天井岳からの下りで、かりがね橋から大天井岳に登るのは始めてだ 取り付きを知らなかったが、行けば分かると龍泉寺前から橋の見える方向に歩けば、村立資料館の手前に、かりがね橋の案内がある 道標にしたがって、ハイキング道を登れば、かりがね橋に出る 高度のあるかりがね橋はつり橋でそれなりに楽しい渡りが出来る観光スポットだ |
かりがね橋を渡り橋上からみた洞川の町は綺麗だ。 渡りきり直ぐ上に四等三角点、岩屋峰があるが、ルートより少し下にある 尾根を直登すれば見えるが、道成りだと少し下に成る 登れば、展望台が出るが、アイゼンも装着しているから最上階まで登らなかった |
ハイキング道をそのまま登ると第二展望台に行けるのだろうが、尾根を直登で登る 小さなゴロ石帯が出るがまるで問題は無い 登ってゆけば展望台とトイレが出るが、トイレは非常時なら使える程度、傷みがある 行政は第二展望台付近を大原山山頂としていたが、最高点に一つの山名板があったが、標高は少し地形図とは違うようだ 大原山から雪も増え、20cm程度で踝を越える深さとなってきた |
尾根は単純でマークも多く打たれているが、地形図はしっかり見よう スキー場に下り、管理人と話せば、平成27で大峰遭難は28回有ったそうだ 岩屋尾根にも、天川村山岳救助隊がコース案内を挙げていた。 各ピークに登る処は急傾斜で、12本アイゼンだがジグザグとジグを切らなければ登れない急傾斜もある 積雪は30〜50cm、吹き溜まりに足を入れれば膝を越えた。 13時には小天井岳に到着予定だったが時間は相当遅れた。 岩屋峰ピークで11時15分と時間が係った。 大天井岳山頂まで後1.6km、時間が足りなさそうだ。 エスケープの下山ルートを地形図から探りその位置を確かめながら読図だ。 積雪期に初めて岩屋峰を下ったときに付けた同行者の山名板が残っていた。 |
岩屋峰からは歩き良いルートが続くが、小さなピークでやや丸危な所もある ワカンか壷足か迷う所の30cm程度の雪、吹きたまりはそれを超える ショウタンはワカンを装着した。 最後の登りは、無雪期でも胸突きだ。 雪も50cm程度でパウダーのバージンスノー、ワカンを蹴り込んで登る。 それでも滑りが出る。尾根は細く直登しか方法が無い。 一汗流し足が泣き出した。 ここまで先頭ラッセルだ 写真では分かりにくいが傾斜がある |
空が見え出した。山頂は近い ショウタンは這い登った。相棒が先に出るがやはり壷足も滑り木を持ちながら登っていった 天気は予想がはずれ、岩屋峰マイナス5.7度が大天井岳山頂でマイナス2度と暖かくなり、青空が綺麗だ 大天井岳13時15分と約1時間の予想タイムが遅れた。 山頂は60〜70cmの積雪だろうか、無風で暖かい 行動食と暖かい飲み物で小休憩だ。登りは休憩は無く、岩屋峰で行動食と飲み物を取った10分程度のみだ。 満足な顔で記念写真を取った |
下山はワカンを外した。 コースは弘法の道と名が付けられた奈良県の推奨のトレイルランコースに成っている 冬場こそ登山愛好家のルートだろう。 積雪は岩屋峰より多く感じた。 パウダースノーのバージンスノー、綺麗だが尾根は細い、滑落注意で歩行速度は一歩一歩だ 最初の下りは傾斜があり、壷足は膝を越える。 途中で伐採箇所があり、四寸岩山や大所山の尾根が美しい 風もなく快調に下ったが、ショウタンの足は悲鳴をあげている。 そこそこの急傾斜を下り小天井岳を目指した。 少し若い頃頑張ったコノ尾根の大周回を思い出す 小天井岳への最後の30mばかしの登りで足を引っ掛けた。 不安定な姿勢と共にアララ、足が引きつった。はじめての経験だ。 悪化しないように姿勢を決め足を伸ばし筋肉の痙攣が治まるのを待った。 相棒はその間に津村の68番を出して飲ましてくださった 医療関係のプロが相棒だ。 小天井岳はだだっ広い山頂で山名板が無ければ分かりにくいだろう 又コース取り注意の山頂だ。 |
小天井岳から洞川スキー場に最短でバリエーションで下る計画だ。 小天井岳から少し引き返し尾根に入るところ、任せなさいとショートカットで尾根に乗ろうとしたが、見事失敗だ 相棒は笑いながらマイコースを歩いていた。 小さな尾根もそこそこの積雪だ 尾根下り地点の写真 谷に下りこみ沢沿いをスキー場に出ようとしたが、間伐材で通れず小さな沢の越えて行くと、ソマ道が出てスキー場に出た 子供達が遊び、上級者だろうかスノーボードに子供を乗せ下っている若いお父さんや、そりで遊ぶ子供、面白いハンドル付きの乗り物で下る子供、簡易リフトもあり入門スキー場としては面白いのだろう 管理人は、気温は低いが雪は少なくやっと雪が降った。去年は全く営業にならなかったそうだ 明日は賑わうだろうと、ひっきりなしにかかる問い合わせの電話だそうで、笑顔が見えた |
ここからは洞川スキー場取り付き道と車道を延々と歩いた。 コノ付近に入った事が無い。 雪上キャンプを楽しむ方もいるキャンプ場、バンガロー、設備が多い天川村だ かりがね橋の手前に無料駐車場があった。知らない事は損をする物だ 龍泉寺前のトイレ駐車場に遠慮しながら車をデポしたが、無料駐車場を知った 下山時間 17時ジャスト、予定時間を1時間ロスった 炉端山友会に届けた登山届け、便利な物だラインで下山の報告を行った |
2017/01/26日に小天井岳、高山を周回した 戻る |