2006/10/22
ダウラギリアイスフォール

「ダウラギリアイスフォール Duaulagiri ice fall」
10月22日 ダウラギリアイスフォール Duaulagiri Ice Fall

朝五時に起き外に出ると、ダウラギリがハッキリと浮かぶ。
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振り返るとニラギリ三山が。コレも美しい

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特にダウラギリからの氷河は目を見張る美しさだ。マンシングはあの黒い穴が崩れ落ちると教えてくれるが、私の目には見えない。

朝食を食べダウラギリDhaulagiri Ice Fallに登り、ダウラギリを目の前に見に行く。先ず200m下り4000mまで1500mの登りだ、それを3時間で登るという。
ビスタリー ビスタリー。急登としか言い様のない道を登って行く。

ネウリコットから見たダウラギリ アイスフォール

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200m下りアイス フォールを見る。すごい急登だ。

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森の中で見たタイガーの足跡。この付近にタイガーが住んでいる。一人歩きは危険だ。

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登って行くと、道は踏み後程度となり、切り立った岩は登れるか不安だ。ヤク達が沢山放牧されていた。登山道はヤク達の登る道、振り返ればニラギリ3山が、アンナプルナTが美しい。

アンナプルナT

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放牧されたヤク達

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道標が出てきた

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上から見たネウリコットの町は美しい。
登るに連れて雪が多くなる。昨夜、村は雨が降ったが、山は雪。3500m付近から雪が多くなる。湿った雪は滑りやすい。下を見る、一度滑れば二度と大峰の山には登れないだろう。滑る。帰りを思うと自然と力が入る。やがて急登も穏やかになるが、登るに連れて出だしたガスが晴れない。雪が舞いだしたが風が少ない。次第に視界が悪くなる。晴れるさ、と信じて登って行くが、ますますガスが出る。前を行くニマンを見失わないように注意を払いながら登る。100mほど前に人影が。ヤッカルカの人だ。ヤレヤレ。
一人の老人がいた。ヤク守りだ。小屋に入れという。ビニールと竹で作られたドーム型の小さな小屋の中、立つことは出来ない。老人はヤクの乳を飲んでゆけという。中は思ったより暖かい。ヤクの毛皮がしかれ、小さな囲炉裏が有った。囲炉裏で乳を暖めてくれるが、飲むには少し勇気が要る状態。灰が入りゴミが入る。コレを濾して出してくれる。
老人は、ここは今日が最後、明日からはモット下のヤッカルカに移動するらしい。

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ヤク

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雪が止まない。老人は、今日はダメだと言う。後2〜300m地点だが、あきらめて下山する。登りも休息無しで登ったが、下りも休み無し。ショウタンも強くなった物だ。下山後、川原で休息。ネウリコットまで200mの登り返し。ショウタンは一人で次のカロパニまで行けという。イッパイ人が通るから大丈夫と言うが。カロパニのカロパニゲストハウスで待てと言う。
結局カロパニまで3人しかすれ違わなかった。森の中はまだギャングが出る可能性がある。ショウタンは注意深く歩いた。
カロパニゲストハウスは直ぐに見つかった。カロパニゲストハウスは、YADのママのお姉さんが経営するホテル、しゃべれない英語でチェクイン。一人でビールを飲んでマンシン達を待っていた。ホテルのママがYADに電話して、YADのママと話しをさせてくれた。
この付近もタイガーが出るらしい。夜明けに運が良ければ、ホテルの裏の森に現れるらしい。マンシング達が3時間ほど遅れてカロパニゲストハウスに着いた。

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続く