2006/10/23 タトパニ温泉 |
「タトパニ温泉に」
06年10月23日 カロパニからタトパニに向かって
朝、6時30分に目覚める。カーテンを開けて外を見ると、素晴らしい雪山が見える。無名山だろう。朝食に行きマンシングに聞くと、それはツクチェピークと昨日登ったダウラギリ アイス フォール、そしてダウラギリ。「感動だ」。一日違いで天気は快晴、ショウタン残念でたまらない。今日だったらアイスファルからダウラギリが見えたはず。それにしても、綺麗だ。 今日はタトパニに向かって歩く。とにかくカロパニ・タトパニとややこしいが、カロパニとは黒い水の意味で、タトパニとは温かい水、すなわち湯の意味です。つまりタトパニには温泉が湧いている。タトパニでユックリと二連泊温泉を楽しむことにした。 ニラギリ三山とアンナプルナTが綺麗に見えるところがあった。写真など写し5分も歩かない内に、警察によるパーミットのチェック、ナカナカ厳しい。比較的日本人に対しては緩やかでした(ショウタンに英語で話しかけてもダメだからあきらめたのかも)。又5分も歩かない内に、今度は軍によるチェック、本当に厳しい。チェックが終わり、吊り橋を渡りタトパニへと向かう。 しばらく歩くと、150m位有ろうか長い吊り橋がかかっていた。前から荷駄隊、橋の上で行き違うことが出来ないから交互に渡ることになる。ここで少し人が混雑していた。私たちは休憩を兼ねて荷駄隊の少なくなるのを待った。待っていると、ムクチナートの巡礼者達が沢山来ました。この方達としばらく一緒に歩いた。 巡礼者達と抜きつ抜かれつ、途中道の拡張工事や土砂崩落などで道が荒れたところがある。昔大雨でいくつかの民家が流された所の滝などは、日本なら名所中の名所という感じの所。しかし道は変哲もなく、自然と足が速くなる。 パイロタブロ Pairo Thaplo の町で昼ご飯を食べ、歩いて行くと、今テイハル Teiharの祭りの最中。道イッパイにダンスをしている村があり、賑やかな太鼓や笛の音に合わせて村の若者達が踊っている。小学生達が道行く人に募金を呼びかけている。この募金は自分たちの学校運営資金になるという。少し奮発して募金をした。それにしてもネパールは一年中祭りと言う感じ。ネパールに入ってダサイン、馬の祭り、犬の祭り、牛の祭り、今度のテイハル、もう一つ何かあったが思い出せない。初めてネパールに来たときもホテルの前でテイハルの祭りがあったことを思い出す。 途中で、祭りにも参加しないで、道ばたでリンゴを売る三姉弟がいた。コレを買わずに通れるショウタンではない。 とにかくタトパニは遠い。マンシンは足が痛いと言い出した。靴擦れを起こしているという。 テイハムのため花で飾られたタトパニの町に着いた。 部屋に入り、早速温泉に。温泉は川原にあり、私のロッジから3分ほどで行けた。湯船は2つで白人が多いが、アジア、ヨーロッパと各国の方達が入っていた。温泉には入浴料25Rsが要る。 湯船に浸かっていると、マンシン、ニマンさん、そしてタンタラさんも来たが、タンタラさんは私に借りたフリースを洗うと言って、先に一生懸命洗濯をしていた。 よく見ると2人の男女が日本人らしい。話しかけると日本人。この方達と気があった 又2日後にお世話になることになる。 川のそばで、ヒンズーの川の神様にお祈りしてからお風呂に入る女性の方も見かけられた。 夜は、例によってロッジの台所で食事をしていると、ロッジの女性達が明日のテイハルで使う ハワイのレイの様な花輪を作り出した。外では賑やかな音楽、若者達がグループになり、ダンスを踊りながら募金活動をしている。歌はレッサンピリリ、ネパールの代表的民謡だ。 Resham Phiriri Resham Phiriri Udera Jaun Ki Dadama Basan Resham Phiriri Resham Phiriri 繰り返す。 ショウタンも、レッサンピリリ レッサンピリリ ウレラジャン キ ラーラマ バッソン レッサン ピリリ歌いながら踊った。 祭りでもあり、マタマタ四人で飲んだ飲んだ。 隣では、町の人達もしこたま飲んでいた。 |
続く |