2006/11/13
ネパール チトワン国立公園観光
「ロイヤルチトワン国立公園」
11月13日 ロイヤルチトワン国立公園エレファントサファリー

朝6時に起き、7時半からジャングルサファリートレッキングに行く。ラプチコーラを丸木船で渡り、ジャングル内の動物を見に行く。約3時間のサファリー。ガイドは2人で、肉食動物への安全対策は棒きれを持っただけ。オイオイ虎など来たらどうするんだよ?ガスで対岸が見えない。丸木船は本当の丸木船、大木を舟形に切り抜いただけ、キールも無ければ、竜骨もない、オマケに左右対称でもない。少しゆがんだ丸木船、安定感も悪い、同じホテルの客達10人ほどが乗り込む。川は見た目より流れが速い、船頭は上手く船を操り流れに乗せる。

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船から見た景色は最高、まるで墨絵の世界だ。ガイドが指を指す。岸に大きなワニがいた。進む内にあちこちにワニがいる。安定感の悪い丸木船、ライフジャケットなど有るはずがない。

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少し明るくなってきた。川辺には本当に綺麗な鳥が魚を狙ってか木の枝にとまっている。写真を撮ろうと頑張ったが、船が速くショウタンの腕では無理だった。

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ワニが沢山いる。あちらこちらに顔を出していた。3〜40分流れに乗って岸辺に船を着けた。桟橋など有るはずもなく、船頭が川に入り船を支えるだけ。ショウタンは揺れる船にオットットだ。3mほどの岸を上がり、説明を受けるがチンプンカンプン。一人のガイドが少し日本語を話せた。とにかく声を出すな静かに歩けだ。

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ジャングルの中は踏み後がバッチリだが自然のまま。目を木の枝で突かないよう注意して歩く。一匹の野生の鶏が走った。虎が見えるのが最高だが、そう簡単に見えるはずがない。ガイドは自分の勘を頼りに歩く。糞などが有ればそれの状態を確かめてはいるが、何も出会わない。大木の上で鳥が鳴く。フト足下の枯れ草の上を見ると、イタイタ、ズガ、山ヒルがいた。頭を左右に振り動物の通るのを待っていた。ガイドに指を指すとガイドはズガねと笑っていた。

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途中でエレファントグラスと言うススキのような草が高さ4〜5mも有る中を通る。あちこちでエレファントグラスが倒されている。聞くとエレファントが寝ころんだ後らしい。この付近にも野生の象が現れると言うことか?結局何も見えずに時間が過ぎて行った。ガイドが高い木を指さした。猿の群れがいた。私たちが近づくと木から木に飛び移る。見事なジャンプだ。

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すごく大きなエレファントグラスの中を抜けると、広い道に出た。結局動物は猿と鳥しか見えなかった。広い道に出ると白人達は歩きが早い。ショウタンはついてゆけない。亀さんはより遅い、100mは離れた。向こうで白人達が止まった。そこにはタイガーの足跡が。昨夜この付近を歩いたのだろうという。又横の方で猿の群れが戯れていた。

タイガーの足跡

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岸部に出て又丸木船でアウトサイドに渡る。

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アウトサイドの岸辺では、象たちが水浴やショウをしていた。このショウが面白い。希望の人が象の背中に乗せてもらい、鼻シャワーや象の背中から水中に落とされる。大声を出して笑ってしまう。

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しばらくビールなど呑んでショウを見ていた。午後からはエレファントサアファリーで、象の背中に乗ってジャングルサファリーに行く。私たちは午後3時からだ。昼食後しばらく休んだ。3時にジープで象乗り場まで行く。町中の細い道をジープは走る。5〜6分で着いた。

仕事をする象

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象の背中には、4m以上は有ろうか専用の乗り場の櫓が組まれている。これが頼りない。一匹の象に四人乗り。これがお尻が痛いし安定感が悪い。何よりも象の背中から見る景色はまるで屋根の上から見ているよう。見た目よりも象は大きい。

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象はユックリ歩いているようだが、一歩が大きい。普通に歩いても相当スピードがある。自転車並のスピードだ。写真のような所を通り、動物を探す。象使いは足跡を探しているようだ。又他の象使い達と協力しあっているようだ。足跡を見つけたらしい。象使いの興奮が伝わってきた。大きな声で何かを叫んだ。他の象たちが一斉に私たちの方に向かってくる。

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一人の象使いが指図しているようだ。又象たちは別れた。何を探しているのか分からない。私の後ろに乗っていたヨーロッパ人がサイを見つけた。指笛を鳴らす象使い。
サイの足跡を追っていたようだ。象が昂奮する。大きく鳴いた。この鳴声の大きな事、まるで地球が響くほど大きい、象も昂奮して10cm位の木はまるで踏みつぶすようにサイに向かう。他の象たちとサイを取り囲んだ。子連れの雌サイは子供を守るように、ウロウロと逃げまどう。象は訓練されているのか、上手くサイを取り囲んではいるが、何かサイが可哀想に見えてきたが、客達の昂奮も伝わってきてすごい雰囲気だ。10分ほどサイを見て次に移動した。

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途中で鹿や孔雀、南国の鳥は綺麗だ。丁度2時間ジャングルサファリーを楽しんで、象の背中に乗ってホテルに帰る。

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夕食後はタル族のショウを見に行く事になっている。夕食まで時間がある。マンシンと近くの居酒屋に飲みに行く。ここでマッチャンに電話、日本人と話しがしたいという店の少女に携帯を渡した。楽しそうにマッチャンと話していた。

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食後タル族のショウを見に行く。竹を打ち鳴らすダンスやファイヤーダンス、若者の恋を表したダンス。山岳地帯の民族踊りとは相当違っていたし、服装もまるでインド人のようだ。

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続く