生石山
ホソバノヤマハハコを尋ねて
2018/08/17
単独

距離約6km
総時間約4時間
初心者登山に良いコースだ
8月12日に三峰山にホソバノヤマハハコを訪ねての登山をしたが、開花は少なく訪ねるのが少し早かった
そこで、和歌山北部に生石山870mの一等三角点が乗る高原の山が有り、多種類の花が咲く生石山でホソバノヤマハハコを見た記憶が有り、
アキレス腱や膝、腰と痛みが出ているリハビリ登山と生石山に登った

足の痛みも有り、本来ならすそ野に小川の宮手前に登山者用駐車場があるが、距離を最短まで短くして、旧札立峠先から周回した
もちろん下山は少し道を外して下山した。
  
登山者用駐車場と生石山を見る

駐車場から県道180号ではなく生石高原の案内にしたがって急坂を登ってゆく
道は細い、車は安全運転で登ろう。今回はバイクで登った。
現在県道180号線の途中は工事中で通行止めだが、通行止めでなくても一般的には今回登った道が生石高原への車道だ
登れば札立峠と言われる峠に出る。トイレと売店があるが、売店は気まぐれ開店のようだ
峠から生石高原に向かって登れば地形図の位置から案内にしたがって徒歩で登り始める
車は駐車できないから、車なら札立峠に駐車場があるからそこから登れば良い
(グーグルは冬景色)
  
夏場は登山者は少ないのか踏み跡は薄いが、登山道はシッカリと整備が有るが、やや草が生えている
道標やテープは無いが、道なりに登れば必要な所には道標が有る
沢蟹が多く踏みつけてしまいそうだった
  
  
珍しい木なのか名板が有った
登れば舗装林道に出て登ってゆけば、生石神社(しょうせきじんじゃ)近道の案内が有り小道に入れば生石神社に出る
生石神社は、巨岩を御神体に立派な神社だ。
  
生石神社は謂れも古い神社で巨石は一夜にして現れたとか
私的には巨石を残し山抜けが起って、一夜にして現れたのだろう
 
神社が無ければクライミングにはもってこいの立岩だが、さすがに誰も登らないようだ
案内にしたがって階段を登れば、倒木が有り通行止めだが、私は斜面を巻いた
其の横に高さ20m、幅50m程度の壁岩が有る。
此処にはステンレスのハンガーボルトが見られた。
   
道なりに登った
アキレス腱、膝、腰は傷みがあるがユックリ登れば激痛では無い
途中に小岩の上から高野山方面が見えた

一等三角点を越えて、管理棟の山の家まで行くのは後にして、山裾コースで管理棟に向かう

  
  
小屋内はきれいで、コンサートや食事、喫茶、土産、農産物、お菓子等が売られていた
私は、小鉢ウドンと卵かけご飯を頂いた。卵は地鶏の美味しい物だった
少し休憩して笠石、から一等三角点に向かう。
今日の目的の、ホソバノヤマハハコを目を凝らしながら探すが、立ち入り禁止のロープ外にあった。
滅多に持たないデジ一カメラを持ってきたが、アララ、電池切れだ。
古い私のデジ一は単四電池4個、管理棟の売店に電池が有るだろうと思ったが電池は売られていない 涙
身を乗り出して、やっと写したのが最初の写真だ
  
野草が多い生石山、今回写した写真をグーグルフォトにアップしたが、名前などほとんど知らない
名が分かるものをアップしてみた(花の名がお分かりの方書き込み宜しく)
コバギボウシ?
一等三角点、生石山が乗る
等級種別 一等三角点 基準点名 生石山(おいしやま) 北緯34°06′18″.2660 東経135°20′02″.9685 標高870.00

選点 明治18年10月ー 観測 平成16年10月5日 
所在地 和歌山県有田郡清水町大字楠本字神出1266の10
     同  有田郡金屋町大字生石字奥の谷803の3

淡路島から高野の山々、南は紀伊半島の山襞が美しい
山頂から道標にしたがって硯水に下るが、硯水の湿原は周回木道が壊れ立ち入れない

硯水は弘法大使空海の伝説がある湿地だ

何とか目標道に行けたが、山頂まで戻るのが良いだろう
 

紀美野町と有田の境界を下るが、入り口はススキが背を越える。
下ると自然林に成り踏跡やテープが出る
私の好きなコースだ。今日は拘って境界に沿った。
  
  
尾根先に飛び出した
県道を下れば今日のスタート点にはにはすぐだ
我が家から35キロ程度、バイクでも来る事が可能な距離だ
又付近の山々を取り入れバリエーションでも楽しんでみよう

中学生〜高校生の頃は今は廃線の野上鉄道、登山バスと乗り継ぎ、蟻が登るように生石山を目指した時代が嘘のような静かな登山だった。
                              
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