山歩隊
記事担当シマヤン

バリゴヤの頭

                               奈良県天川村    1580m

2004年8月6日  晴れ

ショウタン、シマヤン

母公堂ーー法力峠ーー山上辻ーー稲村ケ岳ーードンブリ辻ーーバリゴヤの頭ーー稲村ケ岳ーー母公堂
 6:18   7:16    8:30  9:15チ9:45ハ  11:17   12:50チ13:35ハ 16:45    19:45   
                                                

やっと実現しました。バリゴヤの頭。7月31日予定していましたが台風10号の接近で中止。
週間予報で次の休みの8月5日であれば大丈夫ということでその日を決めました。
前日夕方テレビを見ると突然台風11号が発生し、明日朝には日本海へ抜ける見込みということでした。
それなら行けるかも。5日午前4時前に出発して、天川村、母公堂に6時前に着くと突然すごい雨が降り出ししばらく様子を見ていましたが、いっこうに上がる気配がありません。
ラジオで天気予報を聞くと、大雨洪水警報が出ているではありませんか。
それでもまだしぶとく雨の上がるのを待っていましたが、7時になっても警報解除になりませんので、大雨の中帰路に着きました。
帰る途中、明日の天気次第で明日にしようと決め、三度目の正直と言うこともあるし、二度あることは三度ある。
ということもあるよ等々言いながら、夕方に決めようという事になりました。
夕方天気予報を見ると、熊野方面はすごい雨が降り国道が水没したところもあったようです。
明日は曇り時々晴れの予報だったので決行することにしました。
6日3時に起き3時45分和歌山を出発しました。途中空を見ると、月と星がコウコウと輝き三度目の正直やなあといいながら6時に母公堂につきました。

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出発準備をして6時18分スタートです。法力峠までは約1時間昨日の大雨で、所々登山道は小さな川となっていたところもありました。少し休憩していると、青年二人が到着しました。この方々は稲村ケ岳までということでした。
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稲村ケ岳への途中大日岳が青空の中くっきり見えました。
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8時30分山上辻に到着です。
ここにはりっぱなトイレがありますが、いつも鍵が掛かっていて使用できません。
なんでかな等、ブツブツ言いながら8時45分稲村ケ岳向けて出発、9時15分山頂に到着です。
360度の展望ですが所々ガスが架かっていましたが、雨の心配はなさそうです。
ここからは本日の目的地、バリゴヤの頭まではガイドブックには詳しく載っていませんし、ルートも不明瞭です。
行った方のレポートがネットに載せていましたのでそれを参考にさせて頂きました。
所要時間は2時間30分、帰りは2時間とありました。が私達は3時間と2時間30分はかかると予定していました。
ここからは、杖はじゃまになるようなので、杖と帰ってきたら乾杯の道具を少し下ったところにデポしておきました。
9時45分いよいよ出発です。展望台から10mほど下った所を右に行くとシャクナゲの群生地です。
枝をかき分け進んで行くと、小笹の生えた、小さな丘のような所があり進路は西方向にかわりました。
そこから少し進むと進路が南の方へかわり1600mのピークを超え少しアップダウンを繰り返しながら1559mのピークからいっきに
1450mの最低鞍部ドンブリ辻までは左の尾根筋を行くのが正解ですが、左側はどうも行く道がないようなので、右の方へ急坂をくだりました。
下って地図を見ると、このまま行けばドンブリ辻谷に降りるのでここは左に登り返して尾根に戻るほうが楽なので、少し登り返し尾根にでました。
するとそこにテープが巻かれていて、やはりこのルートが正解でした。一気にドンブリ辻まで下り11時15分到着しました。

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気温と湿度が高いので、着ているものは汗でボトボトで水分を補給しながら着きました。
20分休憩し、あと1時間20分くらいで目的地だろうとはっぱをかけ出発です。
眼の前はおおきな石があり取り付きをさがしながら1500mのピークに着くと左の谷は神童子谷が深くえぐれその向こうに尖った行者還岳がくっきり見えました。

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再び下り又登り返し又下りいよいよあと高度差100mの所まできました。
最後は気合いを入れ登って行きますが、最後の高度差50mくらいはすごい急登で木の枝を持ってやっとバリゴヤ頭に到着しました。
12時50分でした。ショウタンは余力はありましたが、私はヘロヘロでした。

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記念写真をパチリ、このピークは北の端で樹林におおわれています。南へ少し行けば立ち枯れした木々が目立ち展望も楽しめます。

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帰りの時間を考えると13時30分に出発しなければならないので、急いで昼食を済ませ、時間通り下山開始しました。

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ドンブリ辻まではスムーズに降りて来て、小休憩しました。
ここからの登りで私は疲労困憊のため、たびたび休憩を余儀なくされ、16時40分やっと稲村ケ岳へ帰ってきました。
あとは下るだけなので本日の目的を達した喜びを祝し、ささやかに乾杯しました。

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1時間程休憩し、17時40分稲村ケ岳を後にし、19時45分無事母公堂に着きました。
今回の山行は、たいへん暑く各人飲み物2リットルでは少し足りませんでした。
又、所々に巻かれているテープはたいへん参考になりました。

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