馬の鞍峰

                           奈良県川上村   1177.8m

2004年9月14日     晴れ

タマチャン、ショウタン、シマヤン

三の公林道終点ーー明神滝ーー馬の鞍滝ーーかくし平ーー尾根ーー馬の鞍峰(ピストン)
  9:00        9:40ーーー 10:30ーー 11:50ーー12:40ーー 13:30チャ、14:55ハ 17:05着   

シマヤン記事

台高山系の馬の鞍峰という変わった名前の山があるのを知り一度行ってみたいと思っていましたのが本日実現しました。
新しくタマチャンが入隊され、3人の山行となりました。
169号線大迫ダムから入之波温泉を通り10Kくらい林道を走り三の公林道終点に8時30分に到着しました。
和歌山から2時間30分です。車が10台は置け、舗装もされ、なかなかのものです。
側には三の公川が流れその対岸にはなにをするところかわかりませんがりっぱな建物も建っていました。

 登山口

この馬の鞍峰は山ヒルが多いことで有名なので前日ヒルに噛まれない薬を靴や着る物に散布して準備万端、少し暑いですが長袖、帽子、手袋、着用で9時出発です。
明神の滝まではゆるやかな登りです。途中道の上からのシャワーが朝日に照らされ、なかなかの芸術です

約30分余りで明神滝に着きました。落差60メートルくらいの立派な滝です。写真を撮ったり等でしばし休憩です

滝を見てしばらく進むと、かくし平まで1.5キロの標識があり道も少しずつ登りになり、30分程歩くと大きな二俣になった沢に出会いました。
地図を見ると左の方がかくし平方面なので左側の沢を少し登りましたが行き止まりで、元に戻りました。
周りをよく見ると右の沢方面の大木に赤いテープを発見、そこから上へ登って行くと滝にぶつかり行けなくなってしまいました。
(後で地図を見るとこの滝は馬の鞍滝だった)又、最初の二俣まで戻り、地図をよく見ると登山道はこの沢の少し上についているようなので、どこかで登山道から外れたんだということになり、300m程戻ると本来はすぐ左に曲がらなければならない所を私達はそのまま道なりにいってしまったんだということでした


しかしこの曲がりはなかなか気が付かないようなので、今まででも間違ってこの沢まできた人も多いと思います。沢の赤いテープはどうやら沢へ入渓する印のようでした
道を間違った所

間違った所から30分程登ってやっとかくし平に着きました。
そこは小さな沢があり、日もあたらなく、ジメジメし今にもヒルが出てきそうな所です。
回避薬のせいかヒルの姿が見えません。時間を見ると11時45分、頂上までは約1時間30分くらいかかりそうです。
ここから尾根までは一時間足らず急登の連続で、尾根にでたのは12時40分でした。
ここまでくればヒルちゃんも出そうにないので、やっと涼しい姿になり、頂上めざしあと一息頑張り13時30分馬の鞍峰に到着しました。道に迷ったこともあり4時間30分の大奮闘でした。
さっそく昼食の準備にとりかかり1時間25分の大休憩になりました。


頂上付近を少し離れて見るとなるほど馬の背中に鞍を付けているような感じの頂上でした。
遅くなった昼食も済ませ14時55分下山開始しました。
下りは2時間もあれば行けるということもあって所々で景色やら、森林浴やら楽しみながら尾根の曲がり角までゆっくりと歩きました。
ここで又ヒル予防のため、衣服をきっちりとやり直し急坂を降り15時50分かくし平に到着しました。
ショウタンが少し遅れよく見るとかくし平に着く直前ゆるやかな坂で尻餅をついていました。
ようやく3人がそろい一息ついているとショウタンが悲鳴を上げています。
いましたいました本日のメインのお客様、ショウタンのズボンの下から尺取り虫のように上の方へはい上がってくるヒルが、
本人は悲鳴を上げたわりには余裕があるのか辛抱しているのか、早く写真といっています。
よく見ると膝の少し上まではい上がってきてズボンの生地の中へ頭から半分くらい入っているところ所でした。
それでもショウタンは写真、写真といって叫んでいました。
こちらのほうが慌ててしまいうまく写真が撮れませんでした。
虫が大嫌いなタマチャンが手袋をはめ、やっとのおもいでつまみ上げどこかに投げました。
これでやれやれと思っているやいなや、又してもシュウタンの悲鳴です。
見ると足下のスパッツと靴下の間に山ヒルがべたっとくっついています。
また写真、写真と叫んでいます。余裕があるのか、なんだかわかりませんが、こんどはばっちり収めました。

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