白馬山バリエーション 2014/02/20 二人 |
コースタイム 川合登山口08:20--三角点立花川11:00--白馬山13:13 白馬山14:30--太田岳15:50--粟生の巌下山17:40 総時間9時間20分 |
白馬山にバリエーションで周回した。コースはシマヤンが組んだが、登り尾根も下り尾根も経験済のコースだ 上りは5年目前に登った尾根だが、状態は良くなっていたが、テレビアンテナは無くなっていた 下り尾根は少し前に同じくシマヤンと下った所をそのまま尾根先まで下った 今回で驚いたのは、すべてのマークと道標が無くなっていたことだ。付ける人、外す人、まあ世の中色々だが、付けて困らないが、外すと困る人が多いだろう。その徹底ぶりが面白かった |
有田川を高野山方面に遡り、粟生の五村口から青い橋を渡り左手の神社、岩倉神社に車をデポして五村川沿いを遡り川合の尾根先から取り付く 取り付きは5年前とほとんど変わらず、小さな広場にもう一台を置いた 白い屋根の古民家の横から取り付き、道成に登る。5年前は見晴らしがなかったが、一汗流す頃五村川の景色が綺麗に見えた |
とにかく、道成に登る。単純尾根で上に上にと登る。 所が、先日降った大雪がそのまま残り、だんだんと積雪が多くなり、この付近としては珍しいほどの大雪だ だんだんと雪が多くなり、踝を超えツボ足と成り一歩一歩の歩行となった 道は前回より整備が進み、測量マークが道跡で、地形図と地形を見わたすだけで現在地がさぐれた 少し厳しい登りに成ると、左尾根に三角点が有るはず、地形と地形図を眺める |
少し早い目に尾根に乗るが、尾根の中央は雑木が邪魔をする 構わず尾根を登るが、リュックが木に引っかかる。後少しで三角点が有るはずだが、雪中で三角点を隠す 最近、付近が測量されたのだろう。測量テープが目印を残していた。 付近を足で探り三角点を雪から探しだした。 赤いテープから南に1.8mの位置に三角点、立花川が有った この付近で積雪は30cmを越していた |
この先から、磁北線の真南の尾根を下り込むが、傾斜が出てややブッシュ、ごく一部の樹間から、白馬山脈が開け、見覚えのある山々が綺麗だ 城ヶ森山、水ケ宝形山、若藪山等々、気温が高いのか樹氷はない 下りこめば登り返す。膝までのツボ足だ。フー 時々見える景色で一休みだ。登りきればきれいな植林と雑木の境界尾根を登る 健脚シマヤンもこの付近からダブルストックでフー、踏み込みは20〜25cmか |
小さな岩稜が出る。この横の岩から、長峰山脈の生石山が綺麗だ。岩稜のピークに四等三角点、東太田が出来ていた |
後少しで目標尾根の双耳峰だが、その北側ピークは岩稜だ。直登を避けて回りこんだが、木を持ちながらの傾斜だ |
次のピークからは知り尽くしたコースで、南に下りこむ。下りこんだ所は、破線道出合いだが賑やかだったテープが一つもない 読図の出来ない方は、此処で尾根に登ってしまいまよいを起こす所だ もしや、と、山頂に登ると、見事に山名版が外されていた。それは仕方がないとしても、一番古くからある五村口バス停←→川原河の青い道標が無くなっていた。そのルートを歩く方がほとんどいない今と成っては貴重と感じたのは私だけか 山頂は変わり果てていた |
山頂でBタイム、ユックリと昼食を楽しむ 下山はトラバース道に入ってゆくが、その分岐は雪で見えない。 そこに踏み込んでゆくが、北西の斜面は雪が吹き溜まり、ほとんどふくらはぎまでのツボ足だ。時間がかかる 林道に下山する分岐の道標が無くなっていた。読図困難者はそのまま道を進んでしまうことがないだろうか、心配だ エベレストですらベースキャンプまでのコースには目印が有る。 必要な所は必要なのだ。実際、ダウラギリ、アイスホールに向かった時に霧の中でペイントマークで助かったものだ |
トラバースが済んで五村口分岐に来ると、少し賑やかだったマークが全て無くなっていた。 五村口から登って外したものだろうなんて、想像すると腹も立たないが、少し可笑しく思えた |
だんだんと雪が少なくなり歩き良くなるが、それでも踝までのツボ足だ 西太田が鎮座する太田岳から粟生の巌まで尾根を下る。 初めての鉄塔付近まで、前回よりも雪が多い。私はアイゼンを付けたが、相棒はノーアイゼンだ 一箇所コース取りがややこしいところがある。此処は注意がいるが尾根自身は単純尾根だ 鉄塔から見る景色は綺麗で、真北に生石山が綺麗だった。右手には三角点立花川の鎮座するピークが綺麗だ。 手前尾根を登る方も多いだろうが、見た目は厳しい傾斜だ |
前回は四等三角点、東大和杉から鉄塔管理道を下ったが、今回は尾根先を狙い直接粟生の巖に下る 少し雑木や倒木が邪魔なところもあったが、植林が出るともうルンルン、下ってゆくと杣道が出た |
ヘッデンタイムが近づく中、駆け下りるように下る相棒に、待ってー、フー 尾根先から、有田川と青い橋、粟生の巌が見え綺麗だ。岩倉神社に駐めた相棒の車も見える 杣道通り降ったが、コレが失敗で後少し50m程度は尾根先を狙って真っ直ぐ下るほうが、降り良いかもしれない |
最後は五村川にかかる大田口橋が其の古い姿で迎えてくれる コンクリートのアーチ型の橋は見たことがない 少し先に下った相棒が車を出してきた |
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ショウタンの山歩録地図について 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平24情使、 第898号)」 |