棚瀧山と大栂山
2017/06/17
単独

新しいGPSで軌跡を取ったが、使い慣れず失敗軌跡です。
太い線は林道です。
ほとんど林道歩きでした
地形図△952.1mの地点が棚瀧山です。
川上村でマイナーな山と言えば棚滝山だろう。
棚瀧山への登山道は色々と考えられるが、林道が出来上がり大栂山も棚瀧山も林道歩きが主なコースとなる

上北山中学南直ぐの西山観音遥拝所から林道を小谷川沿いに入る。
落石でパンクさせないように注意しながらゲートがあるところまで乗り入れ駐車した
ゲート奥には必ずと言っていいほど車が入っている。ゲートオープンの邪魔にならないように置かして貰おう
 
準備して舗装林道を登れば、西山観音にあと1kmの看板が出る。
看板に沿って分岐林道を左手に登る。地形図には反映されていない
 
地形図から現在地を探りルンルンと登れば自然林は綺麗になる
西山観音入り口の50m下に大栂山方面の登山道分岐が有る
道標は朽ち何時倒れてもおかしくない
一度経験したが、登山道の状態は良かった
今日は棚瀧山に向かう。
西山観音に詣でて林道をそのまま登ってゆく
 
みどり濃い西山観音は、欅の木に囲まれた美しい所だ
西山観音縁起に寄ればこの地に集落が発生したが、水の弁を求めて下って行ったとある
上北山の村の起こりのようなものだ。
登れば綺麗な植林で、上北山村学習林だ。
 
学習林先で林道が分岐する。
右手に登る方がワダチは濃いが、左手が近道だろうと、方向が変われば斜面を登ればいいなんて、いい加減な考えで左手に取った
だんだん道が悪くなり、廃車が出てその先で道が無くなった
尾根に登りたいが、とても登れる斜面では無い
アチャー、引き返した。

と、尾根に取り付けるところに棚瀧山登山口と小さなテープが巻いてあった
ここから登ろう
 
                                          八剣山、荒谷山方面が見張らせた↑
 
黄色いテープに誘われて植林内を登った
杉葉の斜面だが、どうやらソマ道が有ったようだが、直ぐに見失いここだとクネクネ登った
大きな名知らずの木の大木を目指して直登した ふーーー
 
尾根上は林道が走る。日陰が無いが風が有り助かったが、ユックリと歩いた
 

削られた斜面は尾根に登る適所が無い
ここならと登ったが少し早く、尾根中央の破線道を登って行くとマタマタ林道だ
地形的に、正面に三角点が乗る棚瀧山だろうと読んだ
  
棚瀧山山頂の三等三角点、棚瀧山は林道直ぐ横にあり、点の記探訪の宝来の鈴さんが、点の記を挙げていた
 
北緯34°08′17″.7548 東経135°59′13″.2294 標高952.14

棚瀧山から見晴らせる、弥山、八経ヶ岳、等々大峰の峰が美しく見晴らせる
 
林道で引き返すことも出来るが、尾根を通った。影があり涼しい
地形図を確かめながら、汗が流れないように、熱中症対策だ。
体調を崩している。心拍数が上がると良くないとの事だから、スロースローだ。
どうやら、最初の分岐で方向取りを失敗したようだ。轍の道出合いがある
次は、西山観音からの登山道(昔の生活道か??)と林道出合いも確かめたが道標は倒れ分かりにくい
ポイントは992ピークの下付近だ。テープが目立つ。
林道を歩く

大栂の木は枝が折れかろうじて生きている状態だ。
この先で破線道が、下の林道に降りている。
 
一旦北側に廻りこんで、大栂山に登った

山頂に三等三角点大栂が乗る
 
北緯34°09′10″.4411 東経135°57′55″.3087 標高1076.89
山頂で遅い昼食を楽しむ。楽しむと言っても素麺を頂くだけの質素な一人飯だ

大栂山には、明治の輸送用ケーブルの支柱が三本残っている。
コレを伝って下れないかとバリエーションだが、その先に鉄塔は無かった
 
引き返すのも嫌だと地図に載る破線道を目指して下ってゆく
急傾斜だが下りよい
それらしい跡を見つけ下ると林道が出るが、林道は何処に下っているか分からない
破線道を探しながら下るとその跡が出たが、地形図は本当にいいかげんに記している
 

 
道跡を探りながら下ったが、写真の岩が出る所で、伐採の小枝、大枝や丸太がゴロゴロ、道跡を探るどころか歩くのがやっとだ
少しだがテープも有ったが、伐採斜面には何も無い
 

転べば何らかのケガが有るだろう。慎重だ
林道に出た。
ヤレヤレ、後は車まで歩くだけだ。フー。
 
総時間は6時間30分、
林道歩きがほとんどだが、それなりに楽しい
デポ地に村の職員さんがいた。
棚瀧山に登ったと言ったら、蛭はいなかったと聞く、
若者の職員さんは蛭が嫌いらしい
カラカラに乾いた斜面、蛭も干からびているだろう
空梅雨は心配だが、蛭山にはありがたい
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