龍神街道
天上山と丸尾山
2020/04/02
二人
 
コースタイム
P地点09:11-天上山10:27-地蔵11:11-萩のタオ12:00-丸尾山12:50~12:55
下山開始12:55-萩のタオ13:31-昼食20分?-下山分岐14:31-廃屋14:51~15:00-林道終点廃屋15:24~15:30~最奥の家15:43~16:02
駐車地点16:07
総時間約6時間56分

ヤマレココース図にリンク
 2019/05/07に十津川村殿井から丸尾山に登った
今回は龍神街道を主に歩くために十津川村松柱から天上山と丸尾山間の龍神街道を歩いた
帰路に近道と読図を楽しみ古道を探ったが、最奥の住民がおっしゃった通りに家と家間には道が有ったと言う通り道は残っていた
国土地理院地図松柱最奥の家から天上山に向かう
  
車は最奥の方の所有林道と言う旧バス停終点の凸地に路駐させていただきました
最奥の方に情報を得たが、コースは地形図から民家上の急カーブ位置にある林道風トラバース道に入る
今は取水の整備道らしいが、最奥の方がおっしゃるには、その道の奥に民家が二軒あったとか
今も、地形図は家マークを残している
取水地点から奥は少し荒れていたワイルド道、通るに問題はない
その先の尾根から天上山に登ろうとした。
手前に見事な大石の石室に庚申さんが祀られていた
  
庚申さんが有る場所は、村が見渡せる場所にあることが多い、これは古道跡だと確信しながら進めば、大倒木帯が見えた
これは道抜けが有るかもと、地図を探れば、庚申さんの小尾根を登って龍神街道に出るのも標高差100m少し
庚申さん尾根を直登と切り替えたが、これはワイルドコース、大人数はチョット考えるコースだ
20mほど登れば、多分元庚申さんの石窟が出た
 登ってゆけば3~4mほどで曲がるジグザグ道が出た
険路な尾根で見かける急傾斜道だ。帰に最奥の家で尋ねれば道が有ったと言う
後少しまで登ればトラバースに道が出たので、地形からこれが天上山に出るかもとコンパスを取ってみた
いけると確信したが、すぐに道消えたが上は平だ、そこから竜神街道に出ようと行けば、明らかな猪囲いの石積み跡らしいものが出た
これは、地図ができる前の民家跡か?などと想像をめぐらし、だったら龍神街道に出る道もあると目を凝らせばやはりあった
15mほど上は竜神街道だ
  
ミツバツツジが満開で癒される

竜神街道はトレランコースでもあると言う
指定ハイキング道のようなコースだ
後はルンルンと天上山を目指す
  

古道から外れ山頂まで標高差50m程度、少しは訪れる方がいるようで小さなマークや、倒木処理が有った
山頂は見晴らしの無い森のようで、天上の森の呼び名もあると言う
  

山頂の取りつき👆

二等三角点、重里の記録

今記事を書くについて点の記を見れば、最奥の無住の家の林道終点から登るルートがよさそうだ

私たちが登ったルートは、好きものなら楽しいワイルドルートでした

帰路にこの登山口に下山しました。
往路でこの道へのルートは動物囲いも張らずに道として開けているのを確認しました
大人数ならこのコースが良いのではないかと思います
龍神街道に下り、丸尾山に向かいます
途中伐採跡に植林した上を通りますが見晴らしは良く、途中に林道終点に下る道の確認もしています
   
果無山脈を望む、果無集落も見えた↑                                    下山のための道、最奥の廃屋横に出る↑ 
物を引き上げたのだろう面白い機械
道真ん中に道標を兼ねたのだろうか地蔵が出た。
台座はドラム缶の蓋を加工したもので知れば面白い。木札には左丸尾山、右栃尾と有る所から道は分岐していた
   
地形図②
 
現在地の確認は怠らず読図を楽しむ。
道は単純でピークは越さない。
最奥の方が話されるには4~50年前は通行者も多かった。
今は10月の初めからは賑やかになると話されていた。マッタケが取れる山が有ると言った

途中に朽ちかけた道に添木のルートが出た
今にも朽ちそうでしたが、ショウタンが乗っても大丈夫でした。後少しの間大丈夫かな
 
そろそろ、萩のタワと書かれた石仏?分岐に出る
ここからはルートに注意して丸尾山にコースを取る
   
板には上湯川、右小山手の表記が有る
風が強まり気温が下がり、寒さを覚えながら登れば、右丸尾山の道標が出る
去年の五月に山頂から下ってきたところだ。少なかったマークが増えていた
後は、尾根を登ればいいが、何やら薄い踏み跡が出来ていた
動物でもなさそうで、踏み跡に沿えばひらひら目印が出た。団体さんでも通ったようだ
  
目立つ倒木をランドマークに記憶して踏み跡をたどった
ハッキリ道などは無い
地図の破線を目標に登れば、急傾斜は激登りに成り、登り切れば方向を変えながら雑木の中の踏み跡やマークを頼った
山頂までは一汗流す傾斜だが、気温が低く汗は落ちない
  
山頂は記憶に新しい
その後何組かの登山者は有ったようで、踏み跡は濃い
丸尾山山頂は、三角点位置にしているが、地形図ではそこではない
山頂を探ると、どうゆうわけか最高地点はやや窪んでいる
窪地マークが標高線に成っているのかなと思えば面白い
ここまでのコース
山頂は気温も低く風も強い
そそくさと引き換えした。途中に倒木をランドマークに見て萩のタワを目指す
萩のタワも風が強く風裏まで昼食はお預けで、お腹は行動食代わりに花粉症対策ののど飴を舐める
 遅い昼食を道の真ん中に足を投げ出して食べるが、人など通らない古道だ
  
柄が朽ちてしまった大鎌が落ちていた。下草を刈り取った物だろう
手打ちの高級品だ。今も木にガツンと食い込んだ
往路でここから下ろうと分岐に目をつけていた
  
分岐に下り先の住所が書かれていたようだが消えて読めない
地形図から、二軒の家マークが有る。標高差100m弱、行けなければ引き返してもわずかだとバリエーションに入る
途中で道整備跡が有り、行けると確信した
 
直ぐに家の屋根が見えだした。
墓じまいした墓地が出てその道が続く。
地形図から想像すれば最奥の無住の家に出るだろうとみたが、下に民家の屋根が見える所から30mほど下れば二軒の廃屋が出た
  
廃屋付近を探索して家上の道をトラバースで下る
電柱が引かれ、パンダマストの現代風柱、最近まで住んでいたのだろう
 


最奥の無住の家下に出た
最奥の方が言った階段が有るの話通りだ
ここから取りつき右手に登ってゆけば、墓地の有った所や、龍神街道に登れることが分かった
次回来ることが有ればこのコースで登ってみたい

林道終点から、果無山脈や、果無集落、大森山に玉置山、南奥駈道の山々が見晴らせた
往路の急カーブの取りつきから直ぐに最奥の方の家だ
  

無事下山したことを告げる
多くの家が移住したり、龍神街道の三本杉の話と、お話を聞き奥様手作りの番茶を頂きました
秋に又くれば秋のキノコが出てるかもとご近所さんのように話が弾みました。
  
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