犬ヶ丈山 2018/02/17 炉端山友会にて |
和歌山県日高郡日高川町の中津温泉あやめの湯のPに集合して、二度の下見から今回のコースを組んでみた このコースの櫨峠越えの小道に里山のハイキングコースが有ったようだ。 今回歩いたコースに祠や櫨峠で石標が見つかり、古い生活道が有った事が確信できた 最後に、エーイ登っちゃえと擁壁を登ってブーイングが出そうな大ブッシュを登ってワイワイと楽しむことが出来た |
黄櫨トンネルへの農免道路入り口の中木(ちゅうぎ)区美しい里つくり会の木標横から林道に取り付く 元々この道は生活道が有ったようで、登ればすぐに小道になる 小道は尾根下を巻いて尾根に出るようだが、竹の倒れたのが邪魔をするように見えるので、尾根に登った 尾根を登られた方も有るようで薄い踏み跡を感じるがそれは動物かもしれない 現在地の読みにくい尾根だが、登れば下から続くのであろう小道跡が出る 樹間から犬ヶ丈山が見えるが、其の姿は美しいが傾斜の厳しさが見える 地形を確認しながら道成りに登ればいい 地形確認を怠らないで登ってゆけば、三角点ピークを巻いてしまうだろうが、小道は櫨峠まで続いている 小道をはずれ三角点ピークに登れば四等三角点中木(ちゅうぎ)がでる ここで道に引き返そうとする私と、読図達者の二人が、ピークからコルに下れば近いと指摘が有った 流石、ごめんごめんと引き返しコルに下る |
で、道成りに登れば櫨峠は近いが、一人が巻き込むであろう小さなピーク上に新しい祠を見つけた 行ってみよう 手水鉢の年号は文化14年(1817年)の古いものだ 余談だが、2月10日は私の誕生日だ。 この祠に登るコースが今も残っているのだろう。 三角点閲覧のコース図を探れば、どうやら佐井方面から登るようだ 次に出る櫨峠の石標には左佐井の字と右高津の字が読み取れた 古い小道だったようで、其の古道を里山歩きコースとしてハイキング道を整備した時代が有ったようだが、今は其の跡は薄い 櫨峠と大きく書かれた道標が倒れ、コース案内が残っている 道標に従い長子に下った この櫨峠横上にツリーハウスの残骸が今も有るが、とても登れない |
小道は残るがやや痛みが出ていた 農免道路に下ればそこは長子で、長子正八幡神社にハイキングだ 雰囲気のある古い社だが、人影は無い |
正八幡神社でお昼を楽しみ、神社上横から里道を辿って目標の尾根に向かう 櫨峠に戻るのもいいが、下見から黄櫨トンネル横尾根も面白い尾根だった |
黄櫨トンネル横尾根を登りきると、櫨峠からの尾根に出会う 目的尾根を登れば途中で長子の見晴らしや矢筈岳や清冷山が見張らせる。 数少ない見晴らし尾根だ 298ピーク |
小さな雑木の尾根だったが、備長炭の原料のウバメガシ(姥目樫)が多く生える尾根となってゆく 最後は胸突き八丁で、フー 先に登ってとヘタレのショウタンだ 林道に突き上がると其の先は擁壁で登れない 勇気があれば、横にバンド状の階段が有るが、後少しはガレガレだった。 無理は禁物だ 出たところにはテレビアンテナが有る |
林道を東に下り擁壁の低くなった所から取り付こうと下るが、バリ好きなのかここ登れるのじゃないのと山姥の一人が囁く ジャッと登ってみた。 最初は良かった 傾斜があるが道跡を感じたが、アララ出てしまった雑木に羊歯ブッシュ 御免ごめんと先頭を登るが アララ、どうしようの羊歯だった |
経験済みの尾根に出るまでフー 一汗かいた |
再度林道に突き上げるが、更に尾根に登り尾根に拘った 山頂はアンテナ群で見晴らしは無いが、三等三角点小釜本が鎮座する 山名板も多いが、珍しい点名を記したものがあったが、残念な事に三角点マークが無い V 小釜本(こかまもと)と記している |
下山は林道を下り、長子と蟷螂トンネル側の別れ付近から尾根を下る この尾根は道跡がはっきり有り、途中の鉄塔からは階段が整備され下りよい 尾根先には鮎の友と書かれたモニュメントが有る 後は車道をあやめの湯まで歩く 道沿いに地蔵が出たが、この地蔵も私の誕生年が記されていた |
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