旧高野道
高野町中筒香からスナダラリ峠、高塚、セト山、白石岳
2014/01/19
ショウタン


コースタイム
取り付きの橋09:00-スナダラリ峠10:16-高塚10:35-今井峠11:15-
セト山11:47-白石山13:10-白石谷林道14:05-車道14:45-取り付き橋16:00
総時間
7時間休息なし
奥高野にはまっているショウタンです
高野町中筒香の丹生川に架かる橋に誰が付けたか一枚の古い看板を見た。

中筒香に住んでいた武士、沢田実之助が天誅組に参戦して馬で駆け上った道だ
きっと日本の将来が心配だったんだね
と書かれていた。

旧高野道、確かめずにはいられない性格のショウタン、早速この道を利用して、弘法大師空海が高野山を発見した道の尾根に登り歩いた
この尾根は二度に分けて歩いた事がある

沢田実之助は、天辻の天誅組本陣に郎党ともども馳せ参じたのだろう。
この旧高野道は空海が高野山発見にも通った道とか、吉野や天川と高野を結ぶ道は今も残り尾根には沢山の山名がある
今回その内の、スナダラリ峠、高塚、今井峠、セト山、白石岳と歩きバリエーションで尾根を下り周回した

この尾根付近は何度も通った尾根だ2010/05/05 2010/10/03  2011/05/13  2015/01/15 2011/07/11

今日の取り付きをマピオンの力でリンクしよう
今年一番の冷え込みで橋本から富貴に入り中筒香に向かうが、道は白く古いスタットレスの我が愛車、スピードは控えめでノロノロと走ったが、こんな日にこの山奥に向かうのは私だけか?車とはほとんど出くわさない
 上筒香付近の景色
ログハウス小さな木付近、出屋敷峠との分岐↑
目的の橋の横の凸地に路駐して林道となった旧高野道にはいる
道なりに進む、途中に別荘か民家か家が出て奥に進むと地図通り正面に尾根が出る
尾根の左右に杣道風の道が分かれるが、とりあえず尾根を登った。道らしいものはない
登ると右手から小道が出てとりあえず道を登った
(右手西側破線道から尾根に巻き上がる道が有るようだ)

  
取り付きの橋↑
  

登ってゆくと何とこの奥に田の跡が出る。
昔の方はすごいとしか言いようがない
田の上に有る道を登ると、左に曲がり尾根に道が向かう
途中に分岐も有ったが最後は尾根に出るようだ
 
尾根を登るとマッタケ山の囲いが出るが道は通れる
途中で道が分岐するが尾根側に登ろう。巻き道を登るとスナダラリ峠の東側に出る。
スナダラリ峠越と尾根伝いに天辻にゆく道に別れるのだ
 
雪は15cm程度のバージンスノー、サクサクと気持ちがいい
尾根に出て空海高野発見の道なんて書かれた尾根道を歩く
 スナダラリ峠

以前は無かったが、尾根道はテープが賑やかで少しややこしい所はモウすごい。何十もヒラヒラとテープが舞う
これだけテープを打つのならチョット道標でも作ってやれば綺麗で分かり良いのだろうが、マッ いいか
一つ目のピーク高塚が出て、その先の小ピークは囲いの間に入るが、ここは少し間違いやすいポイントだろう
こんなところはテープヒラヒラより道標が読図困難者には一番いいのだが、とにかく賑やかだ
 

 
小さなピークは方向取り注意↑

高塚の直ぐ先の小ピーク、マッタケ囲いの間に入る
この囲いの間の傾斜はそこそこで、ノーアイゼンは滑って尻餅を二回もついてしまった
 
マア恐ろしい看板も有れば学者さんの??看板も有る
今のところテープヒラヒラですが読図は面白い尾根だ
途中で巻き道がいくつかあるが、自身がなければ尾根を越えよう
紀和トンネルの真上に四等三角点、紀和隧道が有る。ここで完全に現在地が確認できる
 
今井峠から四等三角点今井道までは一度通り確定済だ。
 
今井峠から一登りで三等三角点今井が鎮座するセト山に着く
初めて来た時より賑やかに成った山頂は登山者が増えたのだろうか
それにしてもテープがすごい所が出る
一箇所に30個位巻かれてヒラヒラと舞う。特に松村山と書かれたピーク分岐はすごかった。

  

 
写真だけでも11箇所、出屋敷峠から来るとこの分岐は難しいが うーん チョット道標を作れば良いのでは うーん
とにかく寒い
風が強く目や頬が痛い、目出帽子(フェイスマスク)を出してかぶった

今日の下着はユニクロの発熱下着だ、上に発熱フリース、その上に毛が無くなった古いミズノのシャツだ
風よけにこれ又古い15年もののゴアテックスのかっぱだ
古いミズノの発熱シャツよりユニクロは乾きが早く十分役立った。
気温はマイナス三度程度、風は強く吹いている状態だ
この程度までならユニクロは役立つと貧乏なショウタンは自己満足だ
 
白石岳からバリエーションで白石谷に下った
時間的に無理すれば出屋敷峠から大日山に登り先日のコースを下っても時間は有るだろうが、車道歩きを考えるとバリエーションが良い
コンパスを取って尾根に入る。最初はマッタケの境界テープがあるがそれも無くなり尾根を下るが単純尾根だ
 

 
途中から複雑に降って直接車道に出られるコースもあるが、単独はやはり安全ルートを選んだ
だんだん傾斜が出る。アイゼンを付けた
 
尾根先は更に傾斜が出る。谷側は傾斜が緩い、谷側を下って白石谷林道に下った
 
この林道も少し経験している。少し道抜けも有ったがるんるん。右岸、左岸で位置を特定した
宗教設備が出ると直ぐ先が県道だ
 
今日は休息はしていない
行動食で歩いた。こんな寒い日は行動食でエネルギー補給がいい
県道に出てポケットに入れておいたオムスビをかじりながら歩いたが、腰が足底腱膜炎が痛み出した
おまけに車道は凍った部分があり滑る
まさかアイゼン歩行は可笑しいだろう
 

途中の大きな祠に??仏像が見事だ
道沿いの景色を楽しみながらとぼとぼと歩いたが、一度今井道を歩いてみたい
取り付きを見てみたが、道は残っているようだ
また歩いてみよう
  

登山口についた。エンカルが撒られて雪が溶けていた。
高野経由で帰った。気温は低いが雪の量はそお多くなかった。
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 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画
像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、
数値地図50mメッシュ(標高)及び数値地図10mメッシュ(火山標高)を使用した。
(承認番号 平24情使、 第898号)」