ネパールの旅
「ニサンとフォクシン観光」
朝早く目覚めた。いつもより天気が良い。5時半には山がクッキリ出ていた。赤いマチャプチュレが現れ、アンナプルナヒマールが赤く染まりだした。真っ赤になるのはほんの数十秒、見とれていてシャッターチャンスを失った。
隣ではフランス人達がワイワイ、自然に対する美意識は国が変われど同じなのかも知れない。 今日は、マンシンの長男ニサンと、フォクシンの村に日帰りトレッキングに行く約束していた。フォクシンはまだツーリストが訪れない素朴な村だ。ニサンとダムサイトのバス停からバスに乗ろうとバス停に行き、子供達と写真を撮ろうとすると、アレ電池がない。近くの電気屋さんで電池を購入してカメラに入れるが、ネパールの電池ではカメラが動かない。仕方がない、YADに取りに帰りバス停に戻るとバスが出ていた。午後までバスがない、ルートを変えてビラウタBirautaから登ることにした。タシリンのチベット村の横から入る。ビラウタからは細い農道風の畦道を歩きつり橋を渡る。このつり橋はもうボロボロ、穴が空いていた。 道と言うより田の畦道、30cm程度の幅しかない道を行くと道が無くなる。道は川の中にあり川を渡らなければいけない。バスも単車も、川の中を渡る。又バスや単車は川の中が道の所もある。私たちは畦を歩いた。やがて道になるがコレがもう日本の四駆マニヤが喜ぶような道だ。 この川で洗濯や体を洗っていた。小さな子供達まで平気で川で遊んでいる。冷たいだろうな。川道が終わり坂を登って行くと、上からジープバスが降りてきた。ボンネットから屋根まで人が乗っている。 下手な登山道より面白い。バス停で道を尋ねた。後1時間と言う。次のテンプルで訪ねると後三時間、又訪ねると1時間。ニサンもウーンだ。家庭に必ず時計があるとは言えない現実がそうなるのかも? お腹が空いた。店など無い、途中の農家でミカンを買った。1kg20Rsコレが美味しい。日本のポンカン風のミカンだ。 ビュウポイントからポカラ方面が綺麗だ。今日はヒマールに雲が出ているが、ヒマールが見えるとすごい景色だろう。 フォクシンは水事情が悪いらしい、フォクシントレッキングは水を忘れると大変だ。 学校があった。そこでフォクシンを訪ねるとここだという。レストランを探すが無い。一軒の店でビールが売られていた。飲んでいるとヌードルがあるという。インスタントラーメンだ。ピーナツを摘みに少し暖かいビールも美味しかった。ここの奥さんの髪飾りがメッチャ綺麗で一枚写さして頂いた。フォクシンは何族か、ニサンは知らないと言う。 店でポカラへの道を尋ね、チョレパタン Chhore potom に下り、マンシング邸に行き、ダルバードを頂く。夜は前回のポーターのカリプーンさんとマンシン家の皆さんとで大宴会が始まった。又アンナプルナ内院に行くときはカリプーンさんにポーターを頼んだ。 この道を下り、 途中の田で稲刈りをする兄弟。私も久しぶりに稲刈りをさせて頂いた。 この橋を渡るとチョレパタンだ。 チョレパタン付近には高級リゾートホテルがある。この付近から見るアンナプルナヒマールの景色は最高だ。天気の良い日はこの付近までのトレッキングも良いだろう。ネパー |
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