上北山村西原から 高塚山 2018/05/06 二人 |
コースタイム 登り8時10分〜12時25分 下山13時15分から16時00分 総時間7時間50分 |
春に見たい花の一つに赤ヤシオがある。 シロヤシオの開花と比べれば一週間ほど早く咲くが、年によって標高差で同時に見ることが出来る 2014年5月19日に高塚山でシロヤシオと赤ヤシオが同時に咲き、同行したSさん親子の笑顔が今も忘れない美しさを味わった 2014年画像 2015年5月17日に炉端山友会で訪れたときは赤ヤシオもシロヤシオも空振りで開花は無かった 花の開花を楽しむのは難しい。 今年は久々に高塚山で赤ヤシオの開花を楽しむことが出来た 2018年画像 R169から林道入り口のストリートビューリンク |
過去数度は行者環トンネル東口から登り、去年は川上村西原から登ってピストン山行をしたが、今回は同じ西原からだが、泉谷を挟んだ北尾根と南尾根を周回した。 北尾根から取り付いたが、斜面の傾斜は急で病み上がりのショウタンには厳しかった 西原から地図の林道に入り北斜面のモノレール小屋が有る所から取り付いた 車は少し先の林道凸地に路駐した 小屋上少し先までモノレールに添って登ったが、直登のように登るモノレールに沿いを登るには厳しく、斜に斜面を登る 植林内は厳しい傾斜だが、障害物は無く斜面は登りよい 途中に意味不明の小さな箱罠が有り??何だろう |
地形図から、等高線が少しでも広い部分を目指し、上へ上へと登る 尾根上への目標点はコンパスも取らず、地形のみを目視して登るアバウトの登りだ 途中に石積みなどが出る??分からない 登ってゆくと再びモノレールが出て、この角度ならとモノレールに沿って再び登り始めた 植林が自然林に変わる ゴーロー帯を登る所も有るが、厳しいわけでは無い 尾根上に出るだろうとモノレール添いを登るとモノレールは谷に下り、沢で突然終わった 沢手前に小さなツルハシや熊手が忘れられたのか捨て置かれ??何かを採取した跡が有った モノレールは、沢で流され斜面は崩落している。其の先でモノレールは斜面にと続いていたが。沢右岸上にテープが有り道跡が有ったのでそれに沿って右岸を登った。 水量がある小さな沢だ。この沢の水は泉谷に落ち込む所で滝になり、西原地区の浄水水源に成っている事を下山後知る 踏み跡程度の道を登ると箱罠が有った。 少し古いものだが、熊が入っても壊れないほど丈夫に作られていた この先で、谷は別れ沢が分岐する。 見れば谷向こうの尾根にもマークが有ったが、どちらを登っても同じ所に出る 少しでも等高線間隔が広い箱罠上の尾根を這い登った 登るに傾斜はゆるくなるが、フー心臓に悪い傾斜だ 登りきれば植林が自然林になった 林道まで下山したときにコノ谷からの登り返し部分が見えた。厳しかったことが目視できた。 コノ谷を越えた↓ |
尾根はやがて植林との境界になり。シロヤシオが出始め、去年は見れなかったシロヤシオに出会えた。幾分か足が和らいだ 登ってゆけば、東に行者環岳、大普賢岳が見え、尾根は歩き良いがオール登りで足の休まる所がない |
ヤマツツジも咲き始め、山頂の赤ヤシオが期待できそうだ。 最後の急傾斜部分を登りきれば山頂の三角点部分だ 赤い、ピンクの色が見えると相棒のSkoさん、2014年以来の赤ヤシオが咲き乱れていた 先ずは写真だ。 綺麗だと写真に夢中の二人だ。 フト気がつくと賑やかだった山名板が無い。 長らくあった、奈目良氏のフクロウさんすらないが、宝来の鈴女が巻いたピンクテープの点名だけが残っている この地点は、俗称が高塚で、山の字が無い。ゆえに取り外すのだろうか。あの方らしい 点の記を載せておきます 三等三角点、点名 高塚 緯度 34°10′29″.2506 経度135°57′54″.1216 標高1363.67 所在地 吉野郡上北山村西原字和泉谷日浦718.俗称 高塚 選点 明治36年6月19日 設置 明治36年7月3日 観測 明治36年7月16日 |
お昼を楽しみ、泉谷南尾根から下山する 一度上り下りした尾根だが赤ヤシオがこんなに咲く尾根とはしらなかった 少し下った小岩の下に見事に咲く赤ヤシオ、オゥヲ、赤ヤシオ 尾根両サイドは厳しいが其の斜面の彼方此方に赤ヤシオが美しい 負けじとヤマツツジやシロヤシオが満開近しと咲きかける |
細い尾根を下って行けば、標高差の温度違いか、100m差も無いのにシロヤシオが咲いている 下れば下るにシロヤシオが満開だ。 単純だが行き過ごせば下りそこなう南側の尾根。コンパスで地形読みも怠らない |
シロヤシオも無くなり自然林から植林帯に成ってゆく 左手下に棚状に成った部分にモノレールが見えた このモノレール添いを登られている記事もある 下ってみるのも面白いだろうと上から眺めたが、伐採木が多そうだ。素直に尾根を下った |
表現は難しいが、二重尾根に成るころで右手の尾根に登らず、平地の植林内を下る 此処にマークは少ないが有り、薄い踏み跡道が有る これを探りながら下れば、青色テープがソマ道を誘う 兎に角踏み跡は薄いがある 下に林道が見える頃、注意して下れば井戸がある 取り付きの石積みは民家跡だろうか |
林道に下る。 広い凸地だ 下山した所にはマークが有り写真の看板が目印だ ピストンなら此処が取り付きよい 泉谷の上流部に登った尾根が見晴らせ、緑が美しい 林道をクネット下れば、泉谷の橋横に滝が有り、このズート上流部を横切ったのかとなにやら嬉しい 凸地の車が見えた。 路駐は斜面の反対側が望ましい。 この付近はサルが多く住み、悪戯好きなサル達は小石を斜面から落とす 今回も逃げずにサルは私達を見つめて動かない |
又西原は南朝の地だ 吉野、大塔村ほど知名度は無いが其の歴史は古い |
戻る |